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股関節がズレる=股関節の前方変位。股関節をはめる

「股関節は前にズレやすい」と言います。

股関節が前にズレた状態では、股関節の運動をいろいろやっても、つねに前にズレたままです。

例えば股関節を伸展(後ろに引く)させても、関節のつけねは前にある状態です。

なのでいろいろ運動してもズレは治らない場合があります。

股関節がズレた状態で運動すると、

「そけい部に痛みが出たり、前ももがパンパンに張ったりする。」

と、股関節のはめ込みに詳しいひとは言ってました。

股関節が前にズレてると、座ったときに大腿骨は前方向にすべります。

すると、骨盤がグデッと後ろに倒れて、姿勢は悪くなります。

大腿骨の位置が前にあることで、立ってるときでも、つねに骨盤が後ろ回転する力が働いてると考えられます。

その状態で姿勢を良くしようとすると、身体に無理がかかります。


股関節をはめるストレッチ。

なるべく脱力したいので寝てやります。

しゃがんだり座ったりしてると、体重がグッとお尻にかかってて脱力むつかしいです。

横向きに寝てみます。

左向きに寝た場合。

右足の膝・股関節を90度に曲げます。

右膝を両手でかかえこみます。

手で右膝を引きます。

膝の皿を直接押すのはイヤなので、私は膝の少し下をつかみます。

右膝を引いて、右の股関節を後ろに押し込みます。

右のお尻が後ろに行く感じです。

そのまま、坐骨を外に広げます。

「お尻の下を左右に広くする感じ」です。

すると、仙骨がニューテーションして、骨盤が前回転します

坐骨を外に広げて、骨盤が前回転した状態で、股関節を後ろに押し込むのが大事だと思います。


座ったときに膝が外に開きやすいとか、ぺたんこ座りが苦手な場合、

上記ストレッチで、股関節を内旋させて後ろに押し込むと良いです。

内旋とは「膝が内に入って足先は外に行くこと」です。

横向きに寝てるときは、台とか使って膝より高い位置に足を乗せるとラクです。

股関節の内旋、もしくは外旋が苦手とは、

股関節を内旋、もしくは外旋しようとすると、特定の筋肉が引っかかって股関節が前にズレてしまう状態、と見ることもできます。

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