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その8 落語が好き

「えぇ...近頃では...
 なんてことが流行ってるそうで...」

こんな世相を切り口に話し始める...
(“まくら”っていいます)
そんな、落語が好きです。

「落語」と聞いて、
それを知らない人は、
ほとんどいない。

では、
どの噺が好きですか?

「なんてぇいいますと...」

皆さん、
メデューサの瞳を覗いたように
石になるのです。

落語って
古典芸能でしょって?
言っている、そこの あ・な・た!

実は落語家の人数は
江戸時代以降では
過去最高人数!!
なんと800人を超える
落語家さんがいるのです。

なりたいって人が
増え続けている
職業ってことですね。
(他にも理由があるようですが)

しかーし!
知っている落語家さんいますか?

「なんてぇいいますと...」

皆さん、
石にはならないものの
「笑点に出ている眼鏡の人」
ってなるのです。
(質問に
 一生懸命こたえてくれた、
 そこのあなた、ありがとう)

※※ここでお知らせ※※
と言ってみたものの、
僕は
落語通でも
なんでもありません。
ただ、好きなだけ。
※※※※※※※※※※※

そんな僕が、
落語をススメ、
てみようと思います。

そもそも、
落語に登場する舞台は、
ほとんどが
長屋に住んでいる人たちの
日常に起こるドタバタ劇です。

“蕎麦をあるテクニックでお得に食べる方法”
“古道具屋の汚い太鼓が300両でうれちゃった”
“やっかいもので荒くれ者が死んだけど、どうするよ?”

など面白、可笑しい噺ばかり。
(落語家を噺家というように、
 口に新しいと書いてハナシと読むあたり
 “粋”ですな)

しかし、
登場する人物はどこか憎めない、
むしろ、
情をかけてあげたくなるような人ばかり。

心底悪い人なんて、
一人も出てきません。
(は、言い過ぎか...怪談噺には出てくるかぁ)

で、
どんな噺をススメるかといえば、

それは、人情噺(ばなし)。

“大金が入った財布を拾った夫婦の物語”
“くず屋が2人の武士の間で右往左往”
“武士と商人の志”

など、
聞き終わったあとに、
心がほろっと涙するような、
そんな人間模様を描いた噺です。

人情噺を聞くと
小さい頃に
ばあちゃんがよく言っていた
「お天道様は見てるよ」
って言葉を思い出します。

失敗やしくじり、
裏切りをしてしまっても、
改心し
真面目に生きていれば、
お天道様は見ている。
(僕はもっと改心しなければ!)

落語は、
YouTubeでも
たくさん投稿されているので、
心がほろっとしたい時、
観てほしいなって思います。
(15分あれば見られるものばかり)

ここまで、
読んでくださった皆さんのために
最後に僕の創った小噺をひとつ。

ご隠居、ご隠居!
なんだ八つぁんかい。何だい?そんな慌てて。
珍しいものを手に入れたんで、ご隠居に見せようと思ってね。
ほぉ、珍しいもの?
これです。(投げて渡す)
おいおい、ものを投げて渡すなんて良くないよ。
ご隠居、見たことあります?それ?
ゴツゴツした石みたいなもんだね?これは何だい?
それ、食べもんなんですよ!
食べられるの?
なんでも...ええっと...あぼがと...だったかな。
なんだか、言いにくい名前だね?
いや、あぼがど...だったかな。
今度は〃〃ばかり付いちゃったね。食べもんなんだから、すっきり〃〃なんてとっちまったらいいじゃないか。
ご隠居、それはしない方が...。
どうしてだい?
あほ...かと、思います。

お後がよろしいようで。

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