【アイドル】幻想喫茶店、デビューライブに寄せて。
サッカー(横浜FC)について発信するために立ち上げたこのnoteですが、
久しぶりの更新は別の趣味の話題です。
Xを見て頂いている方はお察しの通り、私には様々な趣味があるものの、元来の不精な性格もあってアカウントを分けられず、noteについても同様の形になりそうです。個人的な備忘録・日記なので興味のある方だけ、ジャンルを選んでゆるーく読んでもらえたら幸いです。
私が応援しているアイドルグループ「幻想喫茶店」が昨日の12/21、正式にデビューをしました。
9月の初旬、ひょんなことからオーディションの存在を知り、紆余曲折を経ながらここまでたどり着いた約4か月間。
もともとメジャーグループをゆるガチくらいの程度に応援する大勢のファンの1人に過ぎなかった私にとって、1人のアイドルをここまでの熱量で追いかけたこの期間は体感では何年かの期間に感じるほど濃密なものでした。
黒島愛麻ちゃん。
私が今、魅了されている昨日デビューしたアイドルです。
沖縄の石垣島出身の彼女は持ち前のキュートなルックスも然ることながら、地元・沖縄の美しい海を思わせる透き通った歌声と人間性がまず最大の魅力です。そして、そのほんわかとした人柄からは想像できないパワフルなダンスとのギャップもまた、素晴らしいなと思っています。
そんなことを思いながらじっくりとファンとして関わってみると、今どきのアイドルは大変な仕事だなと実感しています。(無論、昔から大変だったのでしょうが。)
まず、オーディション。
古から存在するいわゆる関係者による対面審査だけではなく、昨今では、審査の過程で配信アプリを利用した配信審査なるものがわりと存在しています。平たく言えば、配信アプリ内で一般視聴者からの人気を審査するようなものです。
候補生の段階からはっきりと自分の人気の優劣が目に見えて明らかにされてしまうそのシステムは、見ている者にはわかりやすくもある一方で、非常に残酷なものでもあります。
その残酷さは、一方で見る者(未来のファン候補)の熱量と当事者意識を煽ります。詳細はここでは割愛しますが、この審査の間に感じた熱量こそアイドルを応援しているな、という実感でもあったような気がします。
そして、そんな苦労の末でつかみ取った合格。
その後も短期間で歌を覚え、振り付けを覚え、立ち位置を覚え…さらに今どきのアイドルは抱えたファンをつかんで離さないように頻繁に配信をしたり、SNSをやったり…と空き時間も自身の発信をしなければなりません。
SNSや配信アプリの発展でファンとの双方向の発信が可能になり、自己アピールの手段が格段に増えた一方で、心無い発言やデリカシーのない荒らしやアンチなどと遭遇してしまう機会も同じかそれ以上に増えていることでしょう。現代のアイドルにとってはそれも仕事だ、と言ってしまえばそうなのかもしれませんが。
しかしながら、僕らには見えないところで色々なことと戦いながら、笑顔でファンの前に姿を現し続けるその姿に胸を打たれるとともに、強い敬意が湧いてきました。だからこそファンとしてその姿を肯定し、応援することに強い意義を見出したのかもしれません。
そんな日々を過ごしていく中で、やっと迎えたデビューライブの1日。
これまでとは比較にならない規模の会場、そして幻想喫茶店を見に来た観客の数と盛り上がり。会場のロビーを埋め尽くす、各メンバー宛の華やかなスタンドフラワーの数々。ステージに上がるわけでもないのに、本当にここまで来たんだなぁ…と実感し、開演前からこみ上げてくるものがありました。
そして、待望のパフォーマンス。
初披露の新曲を含めて今の持ち曲は3曲。アンコールを含めて、時間にして30分弱ほどだったでしょうか。デビューの緊張もあってのたどたどしいMCさえも愛おしく思える、本当に素敵な時間でした。
改めて、まずは愛麻ちゃんと、幻想喫茶店メンバー全員にデビューおめでとう!!を伝えたいです。
そして、笑顔で歌い踊る彼女を見て、黒島愛麻ちゃんの1ファンとして、これからも彼女を応援していきたいということを強く決意した1日でもありました。
デビューライブはスタートライン。
たかが1人のファンで変えられる世界なんてたぶん大したことはないし、ライブで声を出したり、毎日配信を見たり…そんなことしかできないのも事実。けれど、彼女が自力で切り開いていく未来を、その先のきっと美しいであろう景色を一緒に見に行きたい。強くそう思いました。
まもなく2023年が終わりますが、2024年もえまち(と勝手に呼んでいます)が見せてくれる「幻想」にどっぷり浸りながら暮らしていきたいと思います。…と言っても、年末までにあと3回もイベントに行くのですが。
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