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トークイベント「インテリアスタイリスト長山智美さんに聞く10の質問」

五割一分さんにて開催されたトークイベント「インテリアスタイリスト長山智美さんに聞く10の質問」に行ってきました。

長山智美さんはインテリア雑誌「CASA BRUTUS」などで活躍されているインテリアスタイリストさん。イベントの中では、長山さんがどのような経緯でインテリアスタイリストになったのか。また、インテリアスタイリストとしての仕事をどのように行っているかなど話してくださいました。
いろいろ興味深い点があったのですが、イベントの中で特に興味深く感じた点を書き留めましたのでこちらにアップします。

イベント全体で興味深く感じたのは下記2点
・長山さんのスタイリングの仕方
・長山さんの普段の生活の中での視点

〈長山さんのスタイリングの仕方〉
ご自身のインテリアスタイリストとしての仕事のやり方をご紹介してくださいました。それは、現場の雰囲気を見てその場でご自身の感性によって構築されるものとは違い、事前に入念に構想を練っていくスタイルだそうです。
スクリーンを使いながらご説明してくださったのですが、事前にご自身でスケッチされたものと、実際に現場にてスタイリングされたもの、ビックリするぐらいほぼ一緒でした。
事前に構想を練るときに、まずはその空間のテーマを決められるそうです。それからそのテーマに沿って空間を形作っていくと語っておられました。それはご自身の部屋をスタイリングするときも一緒だそう。今は「白」というテーマに沿ってご自身の部屋をスタイリングされているそうです。
これは、自分の部屋をどのようなものにするか考えるのに大切な要素だなぁ~と思ったのでメモしました。長山さんは話の中で、自分の好きなものをただ適当に集めてそれで空間を作った際に、その空間が素敵なものに構築されるというケースは相当センスがある人でなければありえないとも話しておられました。納得です。考えさせられました。
スタイリングの仕方として他にもいろいろ話してくださった中で面白かった点をオマケでもう一つ。インテリアスタイリストとして作った空間にリアリティを出すために、その空間をどんな人が使用しているかといった人物設定もするそうです。そうすることによって、ただ漠然と「素敵な空間だなぁ~」と思ってもらうよりも一歩踏み込んだ視点でその空間を見てもらうことが出来ると語っておられました。

〈長山さんの普段の生活の中での視点〉
話の余談として紹介してくださったものですが、興味深く感じたのでこちらも載せておきます。色々な場所に行った時に「素敵だなぁ…」と感じた場所は、ただ漠然と見るのではなく入念にその場所をチェックして、なぜ素敵なのかを突き詰めて考えて自分に取り入れられるそうです。何がどうでそれが素敵に感じたのか自分で理解できるまで考えると語っておられました。
こういった姿勢は大切だなぁ~と。普段の生活の中で分かっているように感じていることでもいざ人に説明しようとすると、上手く説明できないことが多々あります。やはりちゃんと理解していないからです。例えば僕の大好きな服に関してもそう。分かっているようでわかっていないことが山のようにあります。見習いたいです。

最後に。今回も楽しいイベントを開催してくださった、五割一分さんには感謝しています。また企画してくださったTBROOMさん、USMさん、そして長山さんありがとうございました!!

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