無題

大切だった人がいた。
今も大切、きっとまだ全然大切。
嫌いになれたら良かった。
どうでもいい って言い捨てられればよかった。
言い捨てられないのは私が優しいからじゃない。
私が、いつも人の優しさに縋っているからだし、見返りを求めるからだし、その優しさに依存しているからだと思う。
大切な人にどうでもいいと思われようが、
私はまだどうでもよくなれない。
そんな人なの?って思ったのも、そうだけど、
多分全然嫌われたくないって気持ちかな。
もうアホらしいほど素直って言うか
自分の気持ちが純粋な、これで、
毎回純粋な、これで、
嫌われたくないって言う、この弱さで。
当たり前だけど、そこら辺の人より執着やばいんだろうなって思って、あーーー、もっと強かったらな、って思うし、もっとかっこよかったらな、って思うと同時に、強くてもかっこよくても私でいなくちゃって思うし、もう、ごちゃごちゃ。弱くたって、いいと思いたい。今の自分はいいと思えない。自分で自分のことすら受け入れられない。
でもなんかなんでこんないい世界なのかな
まだ、まだ、やっていけるって思う
何回も何回も世界に絶望するけど、
何回も何回もまだ救ってくれる何かがある。
私なんて全然大丈夫じゃん。笑笑
って思えちゃった。
大切な人は私に思ったより多かった。
多いから、一人一人の比重が変わるわけじゃないよ、一人一人まじで、この一人すらすっごい落ち込むほどにみんな大切なの、だから諦めたくないし、こんな出会い無駄にしたくない。ほんとにほんとに大好きだったの、いま嫌いかもしれないけど、大好きだもん。大好きだった日々は全部全部本物だもん。アホなの、大好きで、寂しいし、大好きで、離れたくないんだもん、ああ〜恋人かよ、友達だけどね。


あほらしい自分も好きでいてくれる人がいるんならいいや。よくないけど、いいや。いいや。

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