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JPCA2022 オンデマンド企画出しました!

梅雨の訪れが近づいてきましたね。皆様いかがお過ごしでしょうか?
6月は総合診療医にとって大きなイベントである、JPCA(日本プライマリケア連合学会)学術大会がある月です。
今年は6/11-12に横浜にて行われました。コロナ禍以来、久々の現地開催となり盛会となったようです。

私たち医局にっぽんは、現地での企画開催ではなくオンデマンド動画で学会に参加させて頂きました。
インタレストグループ「オンラインメンタリングの可能性」という企画です。
このnoteではこのインタレストグループの裏側を少しだけ紹介させていただければと思います。

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医局にっぽんが活動を始めて約2年経ちます。
この2年間の中でずいぶんオンラインでの教育も進み、多くの勉強会がオンライン開催されるようになってきました。様々なwebアプリやツールを使うことで、双方向のコミュニケーションもオンライン上で取れるようになってきたと感じています。

では、メンタリングという点において実際にどんなオンラインの取り組みが行われているのか? 自施設はこうやっているけど、他の施設はどうやっているのか? 
こういった経験談や知見が共有されている風景はあまり見受けられないように思われました。

こんな背景から
・オンラインメンタリングの実態はどんな様子なのか?
・受けた側(メンティー)、提供する側(メンター)は何を感じていたのか?
・オンラインでメンタリングする価値は何なのか?

……といったテーマを背景に語り合う場を作ったら面白いのではないか!という流れでインタレストグループを企画するに至ったわけです。

昨今、全国様々な場所でオンラインメンタリングが行われているのを耳にしています。
なんなら日本中の関係者をオンラインで繋いで100人会議をやっちゃおうぜ!と思いましたが、私達の運営能力では難しく断念せざるを得ませんでした……(いつかやってみたいですね)。
今回は様々な経験をお持ちの皆様から、代表して2名のゲストに御登壇頂きました。

1人目は山城 啓太先生(沖縄県立南部医療センター・こども医療センター 総合内科)です。
後期研修中に沖縄の離島での勤務を経験され、物理的距離を超えたメンタリングを受けておられました。また、メンティーとしての経験をもとにこれからはメンターとして働かれるとのこと。メンティー・メンターの両方を経験した立場から、オンラインメンタリングに関して語って頂きました。

2人目は大塚 亮平先生(手稲家庭医療クリニック)です。
実は大塚先生はさくらい理事長のメンターなんです!
まだ若かりしさくらいが家庭医・総合診療医としてのこれからを悩んでいた時に、定期的に振り返りをお願いしていたとのこと。しかもそのメンタリングを行っていた頃、大塚先生はアメリカで勤務されていました。国も時差も超えたメンタリングができるのもオンラインならではの魅力かと思います。
また、大塚先生はさくらいだけではなく複数のプログラム・グループへのメンタリングにも参画された経験をお持ちでした。黎明期からオンラインメンタリングを実施されていた経験談をお聞きしたく、今回参加をお願い致しました。

この2名の話だけでも、オンラインメンタリングの様子や実際どのように行われていたかを伺うことができました。
そこにさくらい理事長のメンティー経験談・とくだ理事からのオンラインメンタリングの概説なども加えた1時間となっております。
こう書き出してみると、オンラインメンタリングという軸を元に様々な話が聞ける濃厚な仕上がりになっているのが伝わってくるのではないでしょうか。

ちょっと自画自賛すぎるかもしれませんが、百聞は一見に過ぎません! まだまだ視聴期間はありますので、興味のある方はぜひ覗いてみてくださいね。

もしオンラインメンタリングを見てみたい、総合診療医の振り返りをのぞいてみたい、という方がいれば是非私たちに連絡いただければと思います!

私たちの活動に興味を持って頂いた方や詳しく話を聞いてみたい方は、ぜひご一報ください!
 ikyoku.nippon★gmail.com ★→@

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