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政治・経済

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日本は本当に戦争する国になるのか?

日本は本当に戦争する国になるのか?

日本国が戦争する、しないとの論議があります。

長野県の松本市出身で、信州大学経済学部特任教授の池上彰氏の「日本は本当に戦争する国になるのか?」(2015年12月刊)を読み返しました。

2019年10月18日、石油タンカー航路の安全確保のため、自衛隊をホルムズ海峡に派遣する検討を、安倍首相は国家安全保障会議で指示し、結果としては派遣が見送られました。

池上氏の著書から要約すると、「ホルム

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全国民が読んだら歴史が変わる
奇跡の経済教室【戦略編】(抜粋)

全国民が読んだら歴史が変わる 奇跡の経済教室【戦略編】(抜粋)

元経済産業省の官僚であった中野剛志氏の書籍からの抜粋です。

全国民が読んだら歴史が変わる
奇跡の経済教室【戦略編】
中野剛志 著
KKベストセラーズ

〈引用〉
P145〜
調整型官僚と族議員
1960年代から1970年代までの日本の政治において、政策の最終的な決定権を握っていたのは、あくまで自民党でした。官僚ではありません。
(中略)
官僚たちは、政治家や利益集団との間の調整や人脈作り

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自治労連・地方自治問題研究機構「自治と分権」no.78 2020.冬号(新年号)ブックレビュー〈ノーカット版〉

自治労連・地方自治問題研究機構「自治と分権」no.78 2020.冬号(新年号)ブックレビュー〈ノーカット版〉

全国民が読んだら歴史が変わる
奇跡の経済教室【戦略編】
中野剛志 著
KKベストセラーズ

市川京之助(自治労連愛知県本部)

〈著書から引用(抜粋)〉
『目からウロコが落ちる 奇跡の経済教室【基礎知識編】の続編になります。

【基礎知識編】では、主に経済に関する話を中心にして、平成日本の経済政策がほとんど180度と言っていいほど、間違っていたことを明らかにしました。
そして、それが日本経済

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季刊「自治と分権」75号(2019年春号) ブックレビュー

季刊「自治と分権」75号(2019年春号) ブックレビュー

自治労連愛知県本部
西尾市職員組合 市川京之助

名著17冊の著者との往復書簡で読み解く 人事の成り立ち「誰もが階段を上れる社会」の希望と葛藤

海老原嗣生・荻野進介 共著
白桃書房 定価:本体2500円+税

本著は、「なぜわたしたちの働き方は変わらないのか?」について、日本型雇用の強みと課題を、戦後から平成という時間軸と欧米との比較から描き出している。

雇用ジャーナリストである著

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【徳川家と吉良家、水をめぐる緊張関係】

【徳川家と吉良家、水をめぐる緊張関係】

忠臣蔵で敵役として名高い吉良上野介義央(きらこうずけのすけよしひさ)は、領地だった愛知県西尾市吉良町では、私財で水害を防ぐ堤防「黄金堤(こがねづつみ)」を築くなどの名君と引き継がれています。

元建設省の竹村光太郎氏の著書「地形から読み解く日本の歴史」によると、赤穂浪士の討ち入りは、徳川幕府によって仕組まれた「事件」としています。

吉良家は元々は足利将軍家の分家であり、朝廷と徳川幕府の仲

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もし、慶応大学野球部のマネージャーが真田家の『末裔』で大学教授になったら(仮題)

もし、慶応大学野球部のマネージャーが真田家の『末裔』で大学教授になったら(仮題)

第50回Sky 平成31年1月15日(火)
真田スペシャル備忘録

※説法録メモのため、聞き取った内容をそのまま掲載しています。不適切な表現があるかもしれませんが、適宜修正します。

【真田幸光先生の生い立ち】
板橋区常盤台の下町にて、1957年9月23日生(秋分の日。4年に一度ずれる。)

土地を所有していた祖父が米沢出身であり、上杉の家来であった。庭で子どもが野球をすることができ、サザエ

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【「世界の中心でY氏が叫ぶ(仮称)」を聞いた話】

【「世界の中心でY氏が叫ぶ(仮称)」を聞いた話】

♦︎国際情勢
アメリカの中間選挙は予想どおり。
上院は1/3が改選。共和党のトランプは負けなかった。
下院は全改選。民主党が勝ったが、ある意味予想どおりではない(もっと勝てたはず?)。
2年前にヒラリーが負け、3期民主党からトランプ政権になった。背景として、ヒラリーは民主党らしくない。
民主党は、バランス・均衡により、仲良く手を携えるタイプ。
共和党は、オレに従えついてこいタイプ(ブッシュ、トラン

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公共インフラの水道民営化について

公共インフラの水道民営化について

2018.8.27記
水道民営化法案が、出されては否決を繰り返していたが、今期の国会で成立しそうである。

水道は、食料及びエネルギーと併せて住民の生活に必須であり、自治体が責任を持って管理すべきインフラである。

水道管が全国に普及してから、昨今は更新時期に入っているが、どの自治体も財政及び人材の事情により、一気に更新ができない。

これを民営化の手法の法案によって解決するという論理

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H29.9.13水 愛知淑徳大学ビジネス学部 真田幸光教授 辻説法メモ

H29.9.13水 愛知淑徳大学ビジネス学部 真田幸光教授 辻説法メモ

◆導入
物事は次の目で見ること。
虫の目(insects view)、多角的に。
鳥の目(birds view)、俯瞰的に。

ポルトガル・ロシアと日本では、北朝鮮の情勢の見方が違う。
ネットでは見えない、色々なモノの見方がダイジ。
1つの情報ソースをあてにしない。疑うこと。

自らを充実し、世界に羽ばたく仕事をしてもらいたい。
知力・気力・体力を鍛えてもらいたい。
Skyは、伊藤さんが作

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2017.7.11火 真田幸光愛知淑徳大学ビジネス学部教授説法録



【概要】
スタンダードは人がつくる。「誰が」によって変わる。
ビジネスの視点は言語。なぜコミニュケーションをするのか?
→信頼のため。言語はツール。
ビジネスでは4つ。

①契約書。(絵文字ではない)
日本では日本語であるが、グローバルでは英語(真田先生はキライ)。

②通貨
日本では円。グローバルでは米ドル。以前はスターリングポンド。中国元はどうか?

③法律
英米法→裁判権が英

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世界 経済の よもや話(Sekai Keizai no Yomoyabanashi)仮称Sky

世界 経済の よもや話(Sekai Keizai no Yomoyabanashi)仮称Sky

H29.5.23時点
こんな話を聞いた。

《ヨーロッパ》
現在のヨーロッパ情勢が極めて心配。

欧州の秩序はEUで保たれている。
ヨーロッパはかつて食糧と水で戦争をしていた。1900年代から、戦争をしないために一つにまとめようという動きがでた。

第二次世界大戦後、ディスカッションのプラットホームとして次の流れになる。
ECSC(ヨーロッパ石炭鉄鋼共同体)、EEC(ヨーロッパ経済共同

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次世代に憲法を伝えるには

次世代に憲法を伝えるには

第13回地方自治研究全国集会in茨城つくば 【メモ】

記念講演「民主主義を再定義する」
講師 高橋源一郎(作家・明治学院大学教授)

文学と憲法は同じ。なぜか。
数ある講演会のなかで、文学と憲法の講演の参加者の平均年齢は65歳以上。次世代に伝わっていない。

文学は次世代に受け入れられないかというとそうではない。本好きの大学生のゼミでも、野間宏、井上ひさし、大江健三郎を知らない。

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【余命百年時事酔記H28.8.9】その1だけかも。

【余命百年時事酔記H28.8.9】その1だけかも。

※真偽はご自身でお確かめください。

♦︎イギリスEU離脱の国民投票は当日大雨であり、残留派は安心して投票に行かなかった。離脱派は投票に行った。
これが勝敗の分かれ目。

♦︎キャメロンが辞めたのはオドロキ。
マーケットは悪い方にシフトして様子を見る。戻るには3〜4ヶ月かかる。
メイ首相の動向により株価が上下する。

♦︎中国はイギリスに対してどうでるか?
中国はイギリスを支えにいく。

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「真田丸」から見える、日本の未来

「真田丸」から見える、日本の未来

真田幸光先生 H28.7.18講座メモ

【プロフィール】
愛知淑徳大学 ビジネス学部教授
真田信之末裔 祖母は上杉本家長女

【真田家の教え】
・慎重に、慎重に、慎重に、慎重に、考えなさい。(現代は情報が多すぎる)
・その上で、決断しなさい。(間違っているかもしれない)
・そして、行動しなさい。
・責任を取りなさい。(責任を取らない人が多い)

「死ぬまで生きる」…生に固執すること。命が

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