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『三流が一流になるために』小さなはじめの一歩(備忘録)

自己紹介で私は放送作家を「まぁまぁキャリアがある」と書いたのですが
それはキャリアに限った話であって、まぁまぁ活躍しているか? と言われると私自身、大きく頷けないのが現状です。


そこそこのキャリアを積んでいますので後輩からしたら、そんなことないです! とか言ってくれたりもするのですが、自分自身現状に満足ができてるはずもなく、一日一日の糊口をしのぐことで必死なありさまです。


決して私は一流の放送作家とは言えません。
良い時でさえ二流、今のところはせいぜい三流か、それ以下でしょう。


では、なぜ私が一流になれなかったのか?(もちろん、これから一流になってやるという野望は持っています)
どうしたら一流に近づけるのか? そんなことを備忘録として記事にしていきたいと思います。


私と同じく三流と自負している方にはわかってもらえると思いますが、どこかで三流はサボってしまいます。それ故に三流なのかもしれませんが、すぐにはそこを直せません。


でも、小さな一歩を踏み出すこと。そしてそれを続け、何歩か進むこと。そしてそれを続け一流を目指すことはできると思います。

その小さなはじめの一歩を記していきたいと思います。


これからの記事が、まだ一流になれていないみなさんに共感していただけたら幸いです。


ですので、自分は一流だという方はこの先は読まないで結構です。
この備忘録そのものが間違っている可能性もあるので。


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熱量が人の心を動かす


そもそも私は、まぁまぁ売れている放送作家でした。


ところが、ある時を境に仕事が激減しました。
その要因は一言では表せず、タイミングだったり人間関係だったり運だったり…とあるのですが。


で、その時はどうせまたすぐに復活できるだろうとタカを括っていました。
これまでもそうだったし、この先もそうなのだろうと。
ですが現実とは残酷です。また時間というモノも残酷なものなのです。


時間が経つにつれ、人から忘れ去られていきます。
さらに、時間が経つにつれ年齢を重ねていってしまうのです。


放送業界とは常に新しいものを求めています。常に若い力を欲しています。
一流のおじさんならまだしも、三流のおじさんを誰が必要とするでしょうか?


当時の私はそのことにまだ、気づいておりませんでした。いずれ自分にも戻れる場所があるのだろうと。
ですが、先述の通り時間と共に私は忘れ去られていきました。


それでもなんとかなる。今までそうなってきたのだから。と呑気に構えていました。


そんな折、どういう星の巡りなのか、一流の人たちと話す機会がここ最近続いたんです。そのみなさんとの会話の中で気づいたことがありました。


それは「熱量」でした。

熱がなくては人の心は動かせないんだと。


今までの私は、目の前に来た仕事を頑張ってやってはきました。面白いものを作るんだ! という気持ちでやってきました。一生懸命やってきました。

ですが、その頑張りの中に「どれだけ手を抜こうか?」が頭の中にあったのだと思います。


それは絶対的な間違いとは思いません。人間ですから全てに全力を注ぐことは難しいです。
ですが、自分が本当に面白いと思える仕事でさえも、時間の経過とともに、キャリアを重ねるとともに、手を抜くことを覚えていたんです。それは絶対にやってはいけないことなのに。


本当に面白いことのはずなのに、熱量が感じられなかったら「あれ? この人、面白いと思ってないのかな?」と一緒に仕事している人には見えてしまいますよね? そう思われたらお終いです。


ということで私はこう思うわけです。
ここから先は自分に言い聞かせます。


一流への第一歩としてできることその1 
「自分が楽しいと思える仕事だけでも熱を注げ!」


これはまぁ、本当の第一歩です。

一流になることは難しいです。ですが、自分を鼓舞してこれを守っていきたいと思います。
大きな成功も小さな一歩の積み重ねだと思います。


仕事の中には面倒くさいこともあります。楽しめない仕事もたくさんあります。一流の人はそれらも同じように熱量を注げていると思います。


ですが私はまだ三流です。いきなり全てをやろうと思って無理をしてしまえば、きっと齟齬が生じてしまうでしょう。


なので、とりあえず目の前の一歩を踏み出したいと思います。


自分が楽しいと思えることに、思いっきり熱量を注いでいきたいと思います。面白いと思うことであれば、無駄なことも楽しんでやる。無駄なことにこそ熱を注ぐ。その熱がいつしか、人の心を動かすのだと信じて。


もし共感してくれた自称三流以下の方は、私と一緒に一歩踏み出しましょう! 


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