Sazanami 日常に戻ったってよ
これまで子宮外妊娠で手術〜退院しておうちに戻るまでを書いてきました。自分の身に起こったレアなエピソードをできるだけ細かく記録しておこうと思ったら、思ったより長い&本数多めになってしまいました。さてさて、ここらでまとめに入ります。
退院後のこと
手術も合わせて4日間入院して、退院後は実家で2泊してからおうちに戻りました。
最初のうちは娘の授乳だけでも疲れきっていたり、なかなか寝ない娘をドライブに連れて行っただけでお腹が痛くなったりしていました。 あと頭痛がひどくて起き上がれない時もありました。
そんな時に力になってくれたのが、同居している義両親と実家の母、そして夫です。
義両親と実家の母には娘の世話から部屋の片付け、私たち夫婦のだけじゃなく、娘のご飯まで作ってもらっていました。
夫はお昼休みの貴重な時間におうちに戻ってきて、娘にご飯をあげたり溜まった食器を洗ったり洗濯してくれたり、お弁当を買ってきてくれたりしました。夜は娘をお風呂に入れて、義両親と着替えまで済ませてくれて……
そうそう、義母はおうちの近くにある子育て支援センターに、娘を連れて行ってくれていました。
おかげで、ゆっくり体を休めることができて、少しずつ回復しています。傷口の痛みも、ほとんどなくなりました。
そろそろ、キッチンに立てるかな⁉︎
娘の変化
もともと甘えんぼうの娘ですが、1週間ほど私と離れてますます甘えんぼうに。
ご飯をあげるのも絵本を読むのも私でないとダメ! と全力で訴えてくるようになりました。 夫が絵本を持って近寄っていっても、それを小さなおててで思いきり払いのけてしまいます。
仕事から帰ると娘を散歩に連れていって夕ごはんあげてお風呂にも入れて寝かしつけまでしてくれる夫にこの仕打ち! あまりに気の毒で
「うえぇぇぇん! 娘ちゃんがおとうさんにいじわるしたあぁぁ! おかあさん悲しいぃぃ」
と大げさにウソ泣きしてみせたら、娘は入院前のように、パパにも優しくなりました。ホッ。
感じたこと
1.処置も回復も早かったおかげでラッキーだった
救急で受診して、2時間も経たないうちにもう手術。待たされずに対応してもらえたおかげで生死をさまようことがなかったのです。
子宮外妊娠は対応が遅れると出血多量で死に至ることもあるらしく……。
どんな病気もそうだと思いますが、早期発見・早期治療に越したことはないですね。
しかも開腹手術になるのかな、と思ったら、おへそと下腹3ヶ所くらいに穴を開ける腹腔鏡手術。 この術式だから術後の回復が早まって、入院期間が短くなったのかなぁ、と思いました。
そして、この方法で手術できるお医者さんはそう多くないらしいです。
ぜんぶ運のいい方に転がってラッキーだったな!と、しみじみツキをかみしめる日々です。
2.娘のかわいさ増し増し
およそ1週間も離れていたので、かわいい娘がますますかわいく感じられるようになりました。
しんどいときも眠たいときも、にこーっと笑いかけられたら疲れなんかどこへやら。一気に元気になれるのです。
私がおうちに戻ってから、お昼寝や夜眠るのを嫌がるようになって泣いたり、何か思い通りにいかないことがあるとすぐ泣いたりして、
「入院前はこんな泣いたっけ?」
と戸惑うことも増えました。でも、その泣き顔すら愛おしく思えてしまうのです。
そして、ちょっと会わない間に「ないない」「あった」「あっちいった」など、入院前には聞いたことのない言葉を発するようになりました!
それから入院前は5〜6歩あるくので精いっぱいだったのが、おじいちゃんおばあちゃんちのリビングをノンストップで歩き回れるようになっていて、とにかく成長いちじるしいのです。
そんな姿もかわいくてたくましい。
最後に
入院中から娘の世話や家事をしてくれた義両親と夫。退院してから実家で受け入れてくれたうちの両親。
おうちに戻ってきてからも実家から足しげく通ってくれた実母。
スピーディーな対応で手術までもっていってくれたお医者さんをはじめ救急のスタッフさんたち。入院生活を支えてくれた看護師さんたち。
そして、1週間も母親のいないさみしさに耐えた娘ちゃん!
家族みんなのおかげで入院生活を楽しみ、安心して休めました! 感謝感謝✨
短い間だけど来てくれた赤ちゃんにも、お礼が言いたいです。
また来てくれるといいなぁ。 そしたら今度はお腹のなかで育ちますように。
※
子宮外妊娠の話はこれでおしまいにします。 今後は日々のことや、好きなひとたちについて書いていけたらと思っています。
長い間、おつきあいいただきありがとうございました! まいにち投稿できるか、ちょっと自信はないですが、今後ともどうかよろしく☺︎
いただいたサポートで、たくさんスタバに通いたい……、ウソです。いただいた真心をこめて、皆さまにとどく記事を書きます。