見出し画像

【クラウドソーシング】手数料が安いのはどこ?

クラウドソーシングで報酬を受け取る際、利用料として何%かが引かれます。
可能な限り安く済ませたい方が多いと思うので、今回はクラウドソーシングの手数料と各サービスの特徴について紹介します。

クラウドソーシングで引かれる手数料って何?

クラウドソーシングで引かれる手数料は、主にシステム利用料と振込手数料です。

システム利用料
取引額に応じて契約金から何パーセントかが引かれるものです。
多くのサイトが20%前後となっており、クライアント側には掛からないサービスもあります。

振込手数料
報酬を銀行に振り込んで貰うときの手数料です。
サービスによって特定の銀行だと安くなるため、長期的に利用する場合はその銀行を開設した方がお得です。

クラウドソーシングの手数料比較

案件が少なく仕事をほぼ受けられないようなサービスを除き、ある程度利用可能なサービスの手数料のみご紹介します。

  • クラウドワークス

  • ランサーズ

  • ココナラ

  • SKIMA

  • シュフティ

クラウドワークスの手数料

クラウドワークスは、国内最大級のクラウドソーシングサービスです。
幅広い業種の発注・受注ができ、案件の数も圧倒的。
ただし、ココナラやランサーズのようにスキルの販売はできません。

システム利用料は契約金額ごとに異なり、クライアント側には掛かりません。

システム利用

  • 20万円超の部分5%

  • 10万円超20万円以下の部分10%

  • 10万円以下の部分20%

  • タスク形式での場合20%

ワーカー受け取り金額(税抜)=(契約金額+消費税)-(システム利用料+消費税)- 契約金額の消費税 ワーカーシステム利用料

https://crowdworks.jp/pages/guides/employee/fee

なお、表だと20%と書いてありますが、これは消費税が含まれていません。
契約金額とシステム利用料にそれぞれ消費税がかかるため、実際は10万以下の場合22%引かれることになります。
税込み1100円の取引だった場合、242円引かれて手取りは758円です。

振込手数料
楽天銀行が100円(税込)、その他金融機関500円(税込)となっています。
https://crowdworks.my.salesforce-sites.com/faq/articles/FAQ/10214?l=ja&url=10214

ランサーズの手数料

クラウドワークスに続く、大手のクラウドソーシングサービスです。
受注・発注の他、スキルを販売することもできます。

・システム利用料
ワーカーのシステム利用料は、取引形式・金額関係なく一律16.5%です。
税込み1100円の取引であれば、181円引かれて919円が手取りとなります。

クライアント側も取引形式・金額関係なく、一律5.5%です。
税込み1,100円で発注した場合は、手数料込みで1160円支払います。

システム手数料の詳細を教えてください | ヘルプ | クラウドソーシング「ランサーズ」

金額を計算できるツールがあるので、こちらも使ってみてください。
金額計算ツール | クラウドソーシング「ランサーズ」

振込手数料

  • 楽天銀行110円(税込)

  • その他金融機関550円(税込)

報酬の振込先口座に楽天銀行を指定していますが、振込手数料が550円と表示されています(ランサー向け) | ヘルプ | クラウドソーシング「ランサーズ」

ココナラの手数料

ランサーズと同じく受注・発注の他、スキルの販売がクラウドソーシングです。

システム利用料
出品の売上、取引の報酬など含め、一律22%となっています。
クラウドワークスと同じく税込み1100円の取引だった場合、242円引かれて手取りは758円です。
サービス購入者にも5.5%の手数料がかかります。
税込み1100円のサービスを購入すると1160円です。
販売時の手数料について – ココナラヘルプ

振込手数料
ココナラは金額によって手数料の有無が異なります。
3,000円未満の場合は振込手数料が160円、3,000円以上の場合は振込手数料は無料です。
売上金の受け取り方法 – ココナラヘルプ

SKIMAの手数料

SKIMAは、イラストやデザインなど、クリエイティブ系の仕事をメインに受注・発注できるクラウドソーシングサービスです。
記事作成やIT関連の仕事もありますが、イラストやデザイン系の仕事が多く存在します。

システム利用料
SKIMAのシステム手数料は取引金額によって異なります。

  • 1,000~20,000円22%

  • 20,001~50,000円16%

  • 50,001円以上11%

なお取引以外にCHEER!やチップを送れる機能があります。
CHEER!は応援したいクリエイターに対して送れるプレゼントのようなものです。
CHEER!の購入金額に一律22%の手数料がかかります。

チップの場合は金額により異なります。

  • 500~20,000円までのチップ22%

  • 20,001~50,000円までのチップ16% 振込手数料

振込手数料
振込手数料は一律262円(税込)です。

ご利用ガイド | スキマ - イラスト依頼・キャラ販売ならSKIMA

TOP | スキマ - イラスト依頼・キャラ販売ならSKIMA

シュフティの手数料

シュフティは主婦向けのクラウドソーシングサービスです。
仕事の種類は大手サービスとほぼ変わりませんが、テレビやドラマの記事作成など、主婦の方がやりやすい案件が多く存在します。
手数料が圧倒的に安いので、主婦の方でクラウドソーシングを始めたいのであればシュフティがおすすめです。

システム利用料
シュフティは報酬額から一律10%が手数料として引かれます。
税込み1100円の取引だった場合、手数料は110円、手取りは990円となります。
クライアント側に手数料は掛かりません。
利用料一覧 – シュフティサポート

振込手数料
銀行振り込み手数料は一律330円です。
手数料一覧 – シュフティサポート
主婦向け在宅ワークの求人情報ならシュフティ

クラウドソーシングは手数料で選んでいいの?

自分がやりたい案件、または販売方法があるなら手数料が安いところが一番良いです。
ただ重要なのはやりたい案件がちゃんとあるかです。
手数料が安くでも仕事がないと稼げないので、必然的に仕事>手数料になります。

おすすめのクラウドソーシングは?

やはり安定して稼げるのはクラウドワークスです。
会員数日本一とうたってるだけあり、案件数は圧倒的。
手数料が高い、悪質なクライアントが多いなどネガティブなことも言われますが、それらを含めたとしてもクラウドワークスが一番稼ぎやすいと思います。

主婦で定期的にできる案件があるならシュフティ。
主婦じゃないけど定期的にできる案件があるならランサーズ。
それ以外ならクラウドワークスがおすすめです。

クラウドソーシングの手数料まとめ

今回はクラウドソーシングの手数料についてご紹介しました。

基本的に手数料だけで選ぶと「仕事がない!」という状況になってしまう可能性が高いです。
もちろん安いに越したことはありませんが、定期的に受注できる案件があるかを一番に考えてサービスを選んでみてください。
参考になれば幸いです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?