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まず 徹底的にパクることよりはじめよ

はーい✋いくらちゃんです。
今回は、一部前回の内容の復習を含みながら、新規事業の立ち上げや業務改善の参考になったらいいな。

前回は、「圧倒的な成果を得るプレゼン術」の話をしました。珍しくハウツー多めの回でした。

改めて最近感じたのですが、プレゼン(アウトプット)の機会が、いくらちゃんめっちゃ多いな。

このnoteもいわゆるひとつのプレゼンですし、ユーチューブも最近は週2本は動画頑張って出していますし、土曜・日曜はTwitterスペースも頑張っています。

看護職のキャリアに役立つ情報発信を心がけていますが、あなたのお役に立てているといいなー。


資料づくりに賃金が発生!!


開業保健師歴9年ほどなのですが、開業保健師の場合、営業資料や、講演会の資料を作るのって、お金を産まないんですよ。書類作成や振込確認、経理などもそうですよね。

最近、時間でお仕事を依頼されているものがあるのですが、それって、改めて考えてみるとすごいんですよね。

資料作成(PPTづくりとか、コピー、ホッチキスどめ)をしている時間も、起案・決裁の書類作成も、事業のまとめ・考察を書いている時間も、出張旅費や特勤手当の申請している時間も、全部ぜーーんぶ、賃金が発生しているんですよ。

サラリーマン、マジすげーっす!!

開業保健師してからは、バックヤードの仕事にも時間を使っていることは自覚していましたが、改めて時間で委託していただいている仕事をしてみると、改めて、コレを感じますね。

例えば、講演会。

・プレゼン資料作成。2時間

・事前の口座登録やプロフィール紹介の作成、写真の選定。0.5時間

・前日の機材準備、スペアPCとメインPCのソフトのアップデート。0.5時間

・当日の移動(往復)。2時間

・直前打ち合わせ+講演会+直後の振り返り。3時間

・振込確認、経理事務、(+確定申告とか)。1時間(+α)

90分の講演会の実施でも、前後、ぜーんぶ時間を足し算すると9時間くらいでしょうか。

それなりに時間かかってますね。


そこで時短術

徹底的にパクるのは、ここで本領発揮。

自動化できるものシステム化できるものは、きちんとパッケージにしておいて、サクッと時短しないとまずいですよね。

過去のもので活用できそうなものは、ちゃんと活用しましょうということです。

プロフィールは、①短い尺のものと②ちょい長尺のものと、原則2パターンからチョイス。

写真は、もはや1パターンしか準備していません。

紹介用写真

いつもコレ。既視感が。


講演会だけで移動や準備の時間を使うから時間がかかってしまうとなるので、講演会させてもらうところの近くにいる会いたい人のアポを取って、前後で会食をするとかにすれば、交通費も1/2になった感覚になりますよね。時短とはちょっと違うかな笑。

いくらちゃんは旅行も趣味なので、少しくらいは観光とか入れて、美味しいものを食べたり、綺麗なものを見たり、人生を豊かにすることも並行して目指すと、さらに時間を有意義にできるので、出張の目的を講演会(+会食+旅行)みたいにできると、意味づけが3倍。めっちゃ重要なものになる感じですね。


資料づくりのTTP


これは、この人のプレゼンわかりやすいな。

とか、この人の資料見やすくていい感じだな。と思ったら、

まずはやっぱりTTP(徹底的にパクる)です。

わかりやすい理由って、考えてもなかなか気づけないので、ストーリーの構成とか文字の配置とか、イラストの使い方とか。。。。

自分の伝えたい内容を、それに合わせてはめ込んでみるといいと思います。

きちんとデザインやプレゼンを勉強するのも時間がある人には良いですが、そうでない場合は、自分のお気に入りの人のものを拝借するのが、伝わりやすい資料への第一歩となるのではないかなと思います。

場数をこなしてくると、修正点が見つかるので、ブラッシュアップするとより良いものになりますね。


事業づくりのTTP


よくいくらちゃんに寄せられるコメントのひとつに「よくそんな変わった新しい事業を次々思いつきますね」というものがあります。

例えば、2021年からはじまったエンタメ保健師Labo

このエンタメ保健師Laboのオンラインコミュニティのメンバーは、毎月5000円の活動費をもらって、お金の使い道をメンバーに共有するという仕組み。

通常、一般のオンラインコミュニティは、メンバーがお金を払ってコミュニティに参加するのですが、いくらちゃんのは、逆。お金もらえるんす。

この仕組み、保健師の業界では、日本初の試みですが、別の分野では、既にあったんですよね。

はっきりと記憶はないのですが、この田中さんがやっていたか、田中さんの知り合いがやっていたか。

ただ、間違いなく、このたなかかつなりさんから聞きました。

クラブハウスかスペースで田中さんが話されていた時のメモが手元に残っています。

大学生に1万円渡すんです。好きに使えって。そうすると、最初は自分のために使うんだけど、有効な活用方法がないかなって考え始めて、その1万円がどんどん大きくなる。3人で1万円持ち寄って、その3万円でできることを3人で考えたり。どんどん新しい活動につながる。。。

こんな話でした。

行政保健師、産業保健師、開業保健師が学びあうきっかけ作りたいなーと思っていた時期だったので、いくらちゃんのエンタメ保健業界に転用させていただいて、TTPしました。


イノベーションは新結合


日本では、イノベーションは、「技術革新」と和訳されることも多いとか。

でも、ほんまの語源は、「新結合」だと、大学院の時に学びました。

産業革命が起こったのは、蒸気機関車の発明じゃない。線路がつながったからだと。


既にある技術を組み合わせて、新しい使い方を提案すること。

これも立派なイノベーションである。いやむしろこれが本質です。とまでおっしゃられる先生もおられました。

世の中を一変させるような破壊的イノベーションも、新結合から生まれるというのです。

大学院博士課程在籍時にコレ、読みました。


イノベーションは、マジで新しいことを生み出すと思っていたのですが、これまでの技術の積み重ねや新しい分野での新しい使い方の提案であるってことがわかり、肩の力が抜けたことを思い出します。

そして、指導教員の先生からはいつも

「いくらさんは、視野が狭い。もっと他の分野に武者修行に行きなさい。」

「異分野の海外の学会の招聘講演で喝采を受けるようにならないと本物ではない」

と叱咤激励をしていただいていました。

(全然、本物にはなりませんでした笑。仕方ない、実力がない)

でも、地域イノベーションを大学院で学べて、本当によかったです。

TTPは正義!!

ってことがわかったんですから笑。

新しいことにチャレンジしろの精神の研究科だったので、学位授与式には、アカデミックガウンのバックプリントでクラウドファンディングの募集をしちゃいましたし(これも新しい組み合わせ笑、ナイスイノベーション。)、その後は、生活困窮者のための家賃無料住宅っていう仕組みも組み合わせで考えて、新しいサービスが実行できたし。

めでたしめでたし。


さーて 来週のいくらちゃんは


「この人、へんなんです!」
「なんだちみは」
「そうです、私が〇〇なおじさんです」

の3本です。

来週もまた、みてくださいね!
ジャンケン、ポン!

ありがとうございます!ご支援いただけると、看護職の未来がちょっとだけドキドキ・ワクワクします!!