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SNS疲れと所見


何が起こった訳では無いのだけれど、少しSNS疲れを起こしている。

自分はかなり長い年月、SNS浦島太郎状態になっていた。

何年も前に、身内の繋がりのあったTwitter等アカウントもあったが
会社を辞めてから気まずくなり放置していたので、もはやIDやログイン方法すら分からない。


いわゆるネット黎明期を見てきた世代ではあるのだけれど
初めてネットに繋がったのが中学生の頃で
その時検索したのは、ゲームの攻略方法だった。

ネット上の交流といったら中〜高校時代に、
個人サイトを作って、同級生達の作ったページを見ることだった。

自分も興味本位で、体験版だったかのホームページビルダーを駆使して
少ない絵を載せたりしていた。


その頃の自身のコミュニティは、そういった顔見知りで成り立っていたので
ネット上で多くの繋がりを作る事が当たり前となった今、
交流の仕方といった点での、進歩や移り変わりの速さに、交流下手な自分は戸惑い続けている。

とはいえ、皆、自身のコミュニティに適応しているだけなのだなと。

こちらから見ればすごいと思うことも
気づいた時からSNSが存在する世代や、
積極的にネット上のコンテンツに接し続けてきた人たちにとっては
当たり前の中で生きているのだなと、よく感じられる。


勝手がわからないまま、初めて完全にアウェー状態で始めてみたのは、良い経験になりそうではある。

それでもポンコツでぼんやりとした自分には
ニュースや、情報系のポータルサイトとは違う
生身の、とても多くの人の人生を、無意識下にこの脳が読み取ってしまう。

だから疲れてしまうのかと。

なので、SNS見知りを続けてしまう。

だから何だと言われたらそれまでだけれど
そんなさもしい人間である事を、ここで主張して悪いこともあろうか。

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