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国連事務局
私たちは国際連合を無力であると言いすぎでないか? 目標をバリバリと達成するのがカッコイイ指導者であると思っていないか? そうした劇画的な指導者は独裁者と紙一重ではないか? そもそも、執行責任者とは、与えられた権限の中で物事がうまく進むよう工夫する者でないか? アメリカ合衆国大統領であれ、日本の内閣総理大臣であれ、どこかの共産党の書記長や総書記であれ、同じでないか?
国連の場合、憲章が事務総長に与える権限は非常に小さい。実際に彼がしていることの多くは、総会、安全保障理事会、あるいは経済社会理事会の諸決議によって加えられたものである。今回のテーマは、国連事務総長および国連事務局の「性質」について歴代事務総長の業績に言及しながら論じなさい、である。
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