見出し画像

武器と傭兵

人を殺したり、傷つけたりするということは特別なことであるはずである。よほどのこと、なかんずく疑いえない正義、のようなものがなければ、正当化の余地さえあってはならない。であれば、殺人や傷害のために使われた武器や兵士にも罪があるのでなかろうか? ましてや金儲けのために武器や兵士を売る、とはかんばしくない評判である。今回のテーマは、武器移転と傭兵(民間軍事会社を含む)をめぐる諸問題について論じなさい、である。

ここから先は

10,170字
この記事のみ ¥ 100
期間限定 PayPay支払いすると抽選でお得に!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?