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国連総会

「人類の議会」という言葉で国際連合を理解するのは、アメリカ合衆国の歴史家、ポール・ケネディ、である。この言葉には逸話がある。ハリー・S・トルーマン大統領は前任者から国連創設の任を継いだ。その思いを伝えるために、詩の一節を引用した。それはイギリスの詩人、アルフレッド・テニソン、が1837年に作った「ロクスリーホール」という幻想的な詩であった。空飛ぶ船が戦い、血が流れたが、人類の議会に世界がまとまり、不満な国を常識の力によって抑えて、万国法により地上は安らかになった、と歌う。「人類の議会」が共通の人間性を育まなければ人類は自滅するのでないか?、という問題意識をケネディは吐露する[1]。

筆者も国連総会における国々の対話をある程度、評価する。その一方でシニカルでもある。今回のテーマは、国連総会における「グループ」の離合集散について説明しなさい、である。

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