見出し画像

まちセンアンケート「あなたの興味を教えてください!」結果報告

このグラフは何?

このグラフは5月から6月中旬まで生野区役所1階のロビーに展示していたQRコードアンケート「あなたのきょうみをおしえて」の項目にあった、地域で関心のあることという質問で生野区にお住まいの方や生野区以外にお住まいの方から収集した結果です。
お聞きした関心のあることは地域の方々が担っており、我々生野区に住んでいる者とは密接な関係にあります。

このグラフから見えてきたこと


グラフから生野区で関心の高いものや、地域が抱える問題が読み取れました。
最も関心を集めていることが地域の防災でした。懸念されている南海トラフ地震の対応が気になるという意見が寄せられていました。他県での地震・自然災害のニュースが増えており、自分の住んでいる地域での対応がどのようなものになるか注目されているようです。
次に関心が多かったのは防犯、福祉、地域のイベントでした。防犯に関して、多国籍になりつつある生野区を協力して安全な町にしていきたいという意見がありました。
地域のイベントに関するコメントでは、ある地域に住んでいる方が別の地域で開催している地元の方とつながるカフェに参加できないので平等を望むという意見がありました。
こうした意見もありますが、コロナ禍でイベントが中止になっていたこともあり、地域のイベントに注目が高まっているのではないでしょうか。

最も関心が薄かったことは


そして、最も関心がなかったのが自治活動でした。自治活動に無関心な住民が多いので困っているという意見があり、深刻な問題となっているところもあるようです。
さらにグラフの役割を担う方々が高齢化し減少してきていることや、後継者や若い人の担い手がいないため地域の活動内容の見直しが必要ではないかという提言もありました。
また、これらのことを地域の人が担っていることの認知度と関わりたいかの積極性も質問しましたが、知っていたが17票あったのに対して、知らなかったが12票もありました。認知度の低下も後継者不足の原因のひとつにあるのではないでしょうか。しかし、関わりたいと答えた数は6票もあり、積極的に関わりたい方もいるようです。
自治活動の認知度の向上と、地域活動の後継者と若い人の担い手育成が今後の課題となっていきそうです。生野区まちづくりセンターは自治活動・地域活動の支援と、広報活動に取り組んでいきます。

アンケートは引き続き回答を募集しております。ご協力よろしくお願いします。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?