ないと思っていた夢
幼い頃から「将来の夢」について聞かれても特にありませんでした。
アイスが食べたかったので「アイスクリーム屋さん」と答えたこともありますが、なんか違う。。。
他の子達は将来への希望があるようで、それが当時眩しかったです。
大人になれば私にも自然と夢や目標が見つかっているものだと思っていたのですが、ずっとそのままで、何もない。
周りは年齢を重ねると共に、自然とやりたい事が見つかって行くようでした。
”私にはこれだ!”と、進む道が明確な事に対して、羨ましさや憧れがありました。
ある時気がついたのですが、
何かで一位になる、りんごの皮をナイフで剥けるようになる、字を綺麗に書くことなど、
ちょっと先、数秒先にやりたい何かも夢のようなものじゃ無いかと思います。
お医者さんやパティシエになどの職業的な夢ではないのですが、数秒先の夢だってありたい姿です。
お風呂に浸かる瞬間の「あ”〜〜〜〜〜〜」を味わうためにお風呂を溜める。これもそう。思いついた時点では、ささやかでも夢の一つ。
小さくても常に出来続ける夢。
将来何かになることではなく、常に浮かんだ夢を道として進み続けることが私にとっての望むことで、夢と言えるのかもしれません。わかりません。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?