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「足るを知る」

パワーチャージ期14日目。

足るを知ること。

多くの途上国在住経験者がその大切さを身にしみて感じると思うのですが、私もやはり、足るを知ることの大切さを身に染みて感じる1年でした。

ペルーで1年過ごして日本に帰ってきて、あふれかえるものやサービスにあわわします。

1年ぶりに訪れたコンビニは、その物の量にドキドキして、全然何を買うか選べなかった。選択肢がそんなにある環境にいないとそうなるんですよね。

コンビニエンスすぎる。笑


私が住んでいたペルーの町には「スーパーマーケット」はなかったけれど、「マーケット」はあって、マーケットには野菜や果物、お肉や魚が売られていた。

一方生まれてこの方日本の東京で育ち、25年間その生活を維持し続けてきた人間にとってスーパーマーケットは身近であり、日常的に利用するものではあったが

果たしてそんなに毎日「スーパー」である必要があるのだろうか。


物の多さに慣れてしまうと、その「多さ」が日常となり、品薄になったりそこにアクセスできないだけで不満が出てしまうのか。

サービスの質になれてしまうと、そのレベルのサービスがないだけでクレームが来るのだろうか。


足りないものを数えるのではなくて足るを知ってその中で等身大でやりくりすること。それ以上を求めないこと。

それが心の平穏につながることを身に染みて学んだ。

たくさんの物やサービスが自分を囲むと、確かにその多様性に一時感激しても、結局選択するだけで疲れるしその情報量に疲れてしまう。

日常的に過ごすだけなら、必要不可欠なものに囲まれているだけで十分だろう。


世の中や物事はもっとシンプルにすれば、きっともっとストレスは減る。

足るを知るというのは、つまり、足るを知るということなのです。

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