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勤務初日。変わっていたことと変わらないこと

ペルー384日目(/10日目)。任地349日目(/2日目)。
本日は朝から配属先へ、いろんな方に挨拶をして帰宅。水シャワーを浴びてご飯を食べ、民族音楽隊のみんなのところに行きました。

さてまずは朝家を出るとホストファミリーの親戚とばったり。一緒に三輪バイクで乗せてってもらいました(ラッキー!)。8時半出勤を命じられたので朝食を先に食べようと、2年半ぶりに知り合いのお店へ。わ~~変わってない、、、!笑。 味もメニューもそっくりそのまますぎて、なんか本当に私一時帰国してたっけ?!というくらい同じ光景でした。パンとキヌアのジュース。yummy…

パン1つ2ソル、キヌアジュース2.5ソル

食べていると何かが鳴いているような声、あれは何かと聞くと、出てきたのがこちら。

インコ好きすぎるのが伝わるインコとインコのカレンダー

うわあ””ぁぁぁーーーーー!!と思わず。鳥が出てくるとは思わなんだった。。。

さて出勤。久しぶりの配属先です!!✨
入り口の案内人は変わらず。わー戻ってきたんだね!と。覚えてもらえるのほんと嬉しい。経済開発課に私は属しているのでそれを伝えると、どうやら事務所のポジションが変わったそう。言われるがままに行くと私のカウンターパートがいました。配属先は私がいたころから騒音という概念がないほどの大工事を昼間からしていて、みんなよくこれで集中できるな~と思っていたところだったけれど、その甲斐あってかすでにきれいに壁が創設され、いろんな部署が整理されてありました。(おお、これがやりたかったのか、、、)

カウンターパートは以前私がいたときに一番頼りにさせてもらった同僚です。朝から交通手段が!交通手段が!と言っていろんなところに連れて行ってくれました。まずは市長への挨拶(市長は変わってた!)あとはキーパーソン的な偉い人的なところも。たまに交通手段が!と伝えていたので、私たちが活動するために車を頑張って手配しようとしてくれるみたいでした。3年前は私のために交通手段を整える(つまり車を出す)というのは考えられないことだったので、なんかほんと信じられない。信頼関係構築だったり、活動への興味だったり必要性を理解してもらえることというのはこと協力隊活動においては本当に大事だと痛感させられる。(交通手段は、100%が私のためではないと思うけれど)

そのあとはカウンターパートに見せる活動計画書を作成しなおしました。序盤で課のメンバーや役割が変わったこと、新しい部署が創設されたことと現在の組織図を教えてもらったので、今あるリソースを把握したうえで何をするのかを組み立てました。

夜は音楽隊の友達のところへ。これも変わらず毎週練習しているそうで、久しぶりの面々なのに全然「いくみ~~~!!」感がなくて逆に面白かった。普通対応過ぎた。笑
日本から持ってきたお土産をあげると子どものように喜んでてこちらもうれしくなりました。

ペルーは一時期コロナの感染状況が世界一悪かった。死者率はワーストを記録してしまって、自分の友人や知り合いでももう会えなくなってしまった人もいる。今日あった友人のほとんどは一度コロナに感染していて、本当によく生き延びてくれたと思う、私もだけど、本当にこうして再開できることがなにより、幸せであるのだと、いろんな苦しみや辛さを乗り越えた彼らの顔を見て思う。こんな1年しかいなかった私でさえ友人を失うのが辛かったけれど、彼らにとっては生まれてこのかたこの町にいて、いろんな辛いこともあったと思うから、本当にいまみんな生きてて、それがなによりで、それがとても幸せで、と、今しみじみ感じます。

いろんな変わっていることと、いろんな変わってないことがあった。
変わっているのは物理的で社会的なもので、新しいお店ができた、前あったレストランがなくなった、急に壁が完成してた、人事異動があったなど。
変わっていないのはみんなが今日も生き生きと楽しそうに暮らしていて、そこに私も仲間入りさせてもらえて、みんなの顔も表情も話し方も関係性も変わっていなくて、人間の中身の部分みたいなものは全然変わってなかった。

ということで、長々と印象的な昨日を書き連ねさせていただきました。

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