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ZWIFT CLASSICS - Yorkshire Grand Prix (New Zealand) C2 1位

zwiftが新たなカテゴリーシステムを導入して開催されたZWIFT CLASSICS。

今zwifterの間では俄かに注目を集める公式レースだ。

このZWIFT CLASSICSはそれぞれのレースが独立しており総合というものは存在しない。公式レースと違うのは、レースの中では中間KOMやスプリントポイント、最速区間ラップポイント、ゴールポイントが設けられており、勝敗がタイム差意外にあるところが大きい。もちろん逃げが決まれば、その分中間スプリントなどポイントが量産できるようになっていて、本当のレース気分を味わえる。

またこれまでの公式レースでは不十分だったカテゴリー詐欺やzpowerが排除されることで、今までで一番クリーンではないかと思われる公式レースとなっている。

カテゴリーは自動で振り分けられ、C1~C6まで区分され、時間帯も10ブロックほど用意されているのでスケジュールを合わせやすいのもポイント。私はC2カテゴリーのNew Zealand時間帯で参加(日本時間16:00)。

コースは「2019 UCI WORLDS HARROGATE CIRCUIT 3lap43km」のアップダウンのあるコース。

ルート

EMU Japan RACEでも死ぬ思いで走ったことがあるけれどその時でも2lapだった。

それを3lap。。。しかも中間KOMやスプリントでインターバルがかかることを考えると相当激しい打ち合いになること必須。

ダイジェストは私のツイートからどうぞ。

総勢20名ほどでレースはスタート。ゆるやかな立ち上がりだがペースは遅くない。

1stKOMへ差し掛かり周囲の様子をチェック。残り400mほどで動きないので軽くアタックをして反応を伺いそのまま踏む。後ろから二人に差され1st KOM3位通過。

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その後下りの後すぐにスプリント区間があるのがこのコースの肝。

心拍を整えて次のスプリントに備える。KOMアタックで後ろとは数秒の差が出来ていたがほどなく吸収。数名はそろそろ千切れるだろうなという展開。

1st Sprintはドラフティングブーストを使用し直前で差して1位通過。

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この辺りで参加メンバーも区間ポイントの重要性に気付き始めたようで、しっかりと最初からかけてきていた。とりあえず幸先の良いスタート。

その後は集団もペースは上がらずKOMとスプリントに備えるような動き。

無駄なアタックなどは発生しないし脚が合っている自動カテゴリー振り分けなので、相当なルーラー脚質でないと抜け出しは厳しい。

その後KOM手前でアタック等あるもののしっかりとマークして、エアロブーストで振り切って2nd KOM2位通過。

この時点で先頭は5名ほどまで絞られ集団は崩壊。終始強さを見せるアメリカのarango選手を2ndスプリントでなんとか差し切って2ndスプリントも1位通過。

arango選手が非常に強力で一人抜け出ている印象。2nd スプリントの後の下り~登り返しでススーっと前に抜け出し5倍前後で巡行を始める。ここで後ろ3名は完全にお見合い状態となり、arango選手が逃げを確定させてしまう。

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ポイントは有利だったがそれは結果の話で、レース中はポイントの加算具合を明確に理解していなわけで、ここはしっかりと脚を使ってでも追うべきだったなと反省。

その後arango選手とは1以上離れ、後ろでは2位通過ポイントの争いとなる。

イギリスの方に全て先着され3rd KOM3位通過 3rd Sprint3位通過。

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3名はその後お見合いとなり後ろとの秒差も一気に18秒差まで詰められ、やや焦るシーンもあったが最終スプリントまでもつれ込む。

2位のゴールポイントも大きいのでそれを狙う。ここでもイギリスの方が早掛け。冷静に後ろについて捲って2位フィニッシュ。

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全ての区間ポイントでアタックを積極的にしかけて2位フィニッシュとかなり上出来な結果。

公式リザルトが発表され143ポイント獲得で見事ポイント総合1位となった。

リザルト

データ

公式レースで1位を獲れるのは非常に嬉しいし自身にも繋がる。データでみるとほとんどのアタックでW'balを使い切っているが冷静に回復させてさらに踏むことが出来ている。

自分自身積極的に踏めたこと、展開やコース的にも向いていたことでいい結果となった。

次戦は7/20 16:00~。

NEW YORKコースの全てを楽しみつくす“EVERYTHING BAGEL”。正直かなり苦手な場所。まずは先頭から落ちないようにして、スプリント区間は狙いたい。

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育休太郎 a.k.a K-TARO

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