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議会質問に一切答えない小池都知事。これで二元代表制の議会ですか。

この話は、もう何回書いたでしょう。
我々ミライ会議のメンバーが都民ファーストの会を除名(中学校英語スピーキングテストの都立高校入試活用に反対したため)されてから、ずっと続いています。
最初は、見せしめのようにミライ会議だけに答弁をしなかったものが、どんどん野党(二元代表制なので本来は野党ではない)系に波及し、小池知事に都合の悪い質問には全く答えなくなってしまいました。

田の上いくこは、6月5日(水)、本会議での一般質問に立ちました。
例①:
IRは、1999年に当時の石原慎太郎知事の「お台場へのカジノ誘致」から始まっています。
Q21 都は、IRに関する調査分析を平成26年度から令和元年度まで発表しており、現在も毎年1,000万円ほどの調査費用の計上が続いており、既に、調査が自己目的化し、経費の無駄です。
この際、「東京の未来にIRはいらない」と、明言すべきだと考えますが、知事の見解を伺います。
→ もちろん知事答弁無し。港湾局長が「都はこれまで、メリット・デメリットの両面から総合的に検討。今後も検討を実施します」答弁。

例②:
Q15 東京が、世界有数の大都市として、国際社会をリードしようとするならば、イコモスの勧告や国連人権委員会「ビジネスと人権」作業部会報告書に対して無視や、反論に終始するのではなく、真摯に受け止め、神宮外苑の都市計画を見直し、世界水準に合致するよう改めるべきですが、知事の見解を伺います。
→ もちろん知事答弁無し。都市整備局長が「神宮外苑のまちづくりは、民間事業者が自らの所有地において実施。都は、都市計画について、法令等に基づき適切に対応」といつもの答弁。(実際には、国の土地もあり、外苑は民間とはいえ、歴史的に国民が使用できるように払下げされた土地。) 
<社説>明治神宮外苑再開発 憩いの土地は誰のもの:東京新聞 TOKYO Web (tokyo-np.co.jp)

政策的な考え方を聞くことはもちろん、知事の資質に関わる本人しか答えられない質問にもまったく答えません。
添付は、学歴の疑問に関する質問をしたものです。
答弁は、小池知事ではなく、政策企画局長。
「知事は、北原百代さんを知っていますか?」
どうして、公務員である局長が答えられるのでしょうね。
添付の9問の質問に対し、答弁はまとめて以下の通りでした。
「ご質問の趣旨は、「カイロ大学卒業」という事実を確認するものと認識。このことについては、知事がこれまで議会などさまざまな場面で伝えている。卒業を証明する書類などについても、これまで度々、公にされている。」
書類は、カメラに向けて見せていただいていますね。誰かが手に取らせてもらったことはないですね。
このパートだけ、youtubeにしてあります。
【小池知事】ヨイショ質問には答弁するが、批判的な質問は一切無視。(6月5日(水)都議会一般質問 田の上いくこ都議) (youtube.com)


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