見えなくなる通帳

引越のドタバタで、あるいはATMでお金をおろした帰り、うっかり通帳やカードを紛失してしまうことってあります。人間だもの。

窓口でも、通帳やカードの再発行を受付することはよくあります。
今日もまた一人、50代後半から60歳くらいのおば様が通帳の再発行に…
「通帳がどこ探しても見えなくなっちゃって…」
野犬「あ、紛失されたんですね~ご印鑑と、保険証など身分証明書はお持ちですか?」

「いや、見えなくなっちゃったの。」

野犬「??、どこかで落としてしまったんですか?」

「ううん。家にあったはずなのに、見えないのよ。」

野犬「あー…そうなんですね…。ひとまず、紛失届けを出して、お通帳を再発行しませんか?」

「いや、届けを出すほどでもないんだけど…そうねぇ再発行しようかな。いやーどこ見ても通帳見えないからどこいったのかなぁ…。」

それは、立派な紛失です!!!
まるで通帳みずからいなくなったかのように言ってますが、それは、ふ ん し つ です!!

なくしたって、認めたくない現実なのかもしれませんが、紛失と認めて再発行しましょう。
通帳からいなくなるなんてことはありません。人間じゃないもの。

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