看病及川❷

いまはガラスの蓋をしめて

■桜庭44歳を看病する及川44歳

「……あれ、桜庭か？」
　及川が医務室に包帯と貼り薬を返却に行くと、在中している筈の老齢の女医は不在であった。代わりに患者を寝かせるには日当たりが良すぎるベッドの上には大柄な男が一人、横になっている。いつもならば気にもしないであろう、その場所にふと目が止まったのは薄い純白のカーテンがふわりと風で大きく膨らんだせいだ。

「ん？　じゅ、

1985年にLINEのある世界線

に、いる🌸🐯（つきあってる）

＊＊＊

　築八年のマンションのアルミドアに鍵を差し入れた瞬間、スーツの内ポケットが微振動する。ヴヴ、という短い音は一度きりで及川はその通知を知らせる相手が誰なのか確認するまでもなく分かっていた。
「た、だいま……と」
　ポストに無尽蔵に放り込まれている弁当屋のチラシやポルノビデオのチラシと共に公共料金等の封書を一才合切引き抜くと、ややくすんだコードバンを脱ぎ待

中学生の女の子にきゃあきゃあ言われながらラブレター💌渡されたことあるでしょー桜庭巡査は一方そのころ、同じ東京の空の下では及川巡査（歳下カレシ持ち）がいる…

交番勤務だった時の桜庭くん、眩しいほどの男前お巡りさんだったろうな〜〜〜！配属されたところも、やや過疎気味の駅前とかでおばあちゃん達にモッテモテ（りんごとか焼き芋山ほどもらう）

正道の🍄スマタするの、すごく視覚的にありがたいな…「桜庭さんもホントは及川さんがいいんでしょ？」って言ってやると「うん。そりゃ純がいい。純を抱きたい。けど、傷の舐め合いも嫌いじゃない」って耳元で囁かれて（あーこりゃ遊んでるなぁ😌）って思いながらも加納もちょっと遊んだ

桜庭くんもちょっと揶揄うつもりだったのに、意外にうぶな態度取るから「え、まじで？」ってちょっと萌えた（キスはした）
「止めないと俺、本気にするぞ」とか「挿れなくていいから、挟んでくれる？」って言われて加納はいつもみたいに返せなくて頭が沸騰した🤯

桜庭はあとで板野に「ありがとよこの前場ゲロしてくれて……」って缶コーヒー奢って、板野は何が何だか分かってないけど「あざす😆🙌」て受け取った

吉原さん、別れて友達に戻ったばっかりの頃の桜庭くんと及川と飲んでて「マサはホントにオイちゃんのこと大好きだよな〜お前ら付き合っちゃえば😆🍺！？」って言い出して、ちょっと微妙な空気が流れたけど板野が場ゲロして阿鼻叫喚の騒ぎになったので誤魔化された

ていうか付き合う前の桜庭くんにこそ及川のこと「純サマ」って呼んでてもらいたくない！！！？？？及川がバチ切れてキャビネ蹴り飛ばして板野怒鳴ってる時に「わー純サマこれ☝️👹☝️だな笑」って言って欲しい

及川警部補と桜庭警部補が互いに「桜庭」「及川」って呼んでたのにある日を境に「正道」「純」になってて「え！？もしかして……もしかする！？」と思うも、まだ付き合う半年前だった……になりたい😌(単に仲良くなってただけ)

ラバさんもありそう(小野寺さんがデラさんて呼ばれてる感じで)呼びやすいネ🌸マサやん、マサ、正道(年上・上司)正道サン(クソデカ感情部下)

「龍さん」「オイさん」「ヤマさん」風にいうなら桜庭くんは何かな？と思ったけど、私の知人の男前の男は下の名前+さんで呼ばれてるから「正道さん」て呼ばれてんのかな……😫😫😫吉原さんには普段は「マサ」、真剣に話す時は「正道」って呼ばれてて欲しいです！！！！！