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♪クリスマスシーズンの音の処方箋♪間違いなく天上の音楽ヘンデルのメサイア

クリスマスソングやクリスマスツリーのピカピカがあふれている街、
お気に入りのクリスマスソング、皆それぞれにありますよね。
今年はクラシックの名曲も聞いてみない?

年末といえば日本では第九ですが、クリスマスの季節に各地でひっそりと演奏されているのはヘンデルのメサイア。日本での有名度はかなり低いと思います。

でも間違いなく“天上の音楽”なのです。とっても上品で、説教くさくなくて、美しくて、きちんとした気持ちになれる名曲なのです。ぶっちゃけバカ長い宗教曲なんですけどね。
だからじーっと座って聞いてろなんて言わないし私も出来ない。
お料理しながら、SNSしながら、掃除しながら、ながら聞きの中で楽しむのが良いでしょう。

メサイアとはメシア(救世主)のこと。
演奏メンバーはオーケストラと合唱と歌のソリスト4名、ソプラノ、アルト、テノール、バス。この人たちが入れ替わり立ち替わりに聖書の節を語り歌うのです。

私は詳しい歌詞の内容はもういいかな、って思いながら聞いています。
神父レベルの宗教心を持っていないとついていけません。

オーケストラの序曲で少し気持ちを整えて、続くテノールソロの美しい曲「comfort ye my people」を聞くと「ああ、これが天上の音楽だ」と納得すると思います。これに感動出来る人類であることに感謝してしまうほど。
アメリカンイングリッシュとは違うクイーンズイングリッシュの控えめな発音も楽しむと良いでしょう。

つづく「every valley」は天上の世界で天使が飛び回るような曲です。
なんと幸せな音楽の時間。

すべて美しいですがなんせ長い曲です。クイーン聞いて「すっげー!」なんて言ってるレベルではありません。時代も国も違うのです。今の物差しで測らないでね。何かをわかろう、なんて思わないで。クリスマスに向けて生きられることを感謝しながら、ささやかな祈りとともに聞いてください。きっとそれが正しい聞き方。

途中で止めたり、数日に分けて聞いたり、工夫してくださいね。最後の名曲「ハレルヤコーラス」にたどり着いた時、とてもとても幸せになれることでしょう。メリークリスマス!


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