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冒険へのチケットは電動アシスト

 我が家の新しい仲間、電動アシスト付き自転車がやってきた。これまでの子どもとの移動手段は、車やベビーカー、時には古典的な抱っこ紐での徒歩と限られていたが、これからはこの新しいマシンが活躍することになる。まるで、家族に新たな足が生えたかのような気分だ。しかも電動アシスト付きなので、我が家の行動範囲は劇的に拡大する見込み。これまでの「遠すぎて行けない」という言葉は、もう過去のものになりそうだ。

 特に妻はこの新しい移動手段にウキウキしており、友人宅への訪問もこれまでのように車で駐車場代を気にすることなく、気軽に出かけられると喜んでいる。さながら、自由を手に入れたかのような興奮ぶりだ。その笑顔を見ていると、この自転車にかけた「可愛くない金額」も、きっと価値がある投資だったと思えてくる。ただ、現実的な問題として、今の我が家の財布はかなり寂しい状態。自転車を買った直後の財布の中身は、まるで冬眠前のクマのように痩せている。

 しかし、これから訪れるであろう無数の冒険を考えれば、この一時の出費も、我が家にとっての大きな投資と言えるだろう。電動アシスト付き自転車と共に、新たな思い出をたくさん作っていけるはずだ。この先、この自転車でどれだけの新しい世界を家族で探検できるのか、考えるだけでワクワクする。結局のところ、家族の笑顔や共有する楽しい時間には、値段をつけられないのだから。

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