お小遣いいくらあげてる?③
5歳年中になりました。
お金のトレーニングに行く前に(お小遣い)
働いて
ありがとうとか、助かったとか言われる体験だよな~
働く意義の部分を落とし込みたいな~と思っていたら・・・
いいものが・・・
年中さんに向けて
数か月にわたって
段階的に 働いて 人に喜んでもらえる体験ができるプログラムになっています。
これには、本当に助かりました。
なぜかって、スモールステップなんです。
そして、
動画をつけて動機付けをしてくれて
歌で楽しく習慣化できて
手帳で自分のやったことが視覚化される
以下こんな感じです。
5月 お手伝いやってみる
歌とともに、
♪さっとはっけん さっとよって おてつだいしましょうか?
6月 エプロンをつけて 自分でやりたい時にやりたいことを手伝う
7月 チケット やってほしい時にやってほしいことをしてあげる大切さ
8月 ふりふりおにぎり 相手のことを考えてお手伝いをするともっと喜ぶ
そうして、このプログラムの後に、お金についてスムーズに導入できました。
9月 秋掃除を開始するタイミングで
本当は、
家事はみんなが住んでいるからみんなでするのが
当たり前だけれど、
お金を学ぶために
いくらと値付けをしてお金の管理を学んでみようという話になりました。
この時点で、自分のことではなく、人が喜ぶため、人のために働くということがお仕事だということだということが理解できていたので、
予想される発言である
「これをしたら、いくらくれる?」
というような発言は、ありませんでした。
ちゃんと、書面で契約をし、
この、秋掃除のお手伝いだけ特別にお金が発生すること
ここまで綺麗にしていたら、お金を払うことを事前に共有しておきます。
そして、人生初めてのお金の管理をしました。
収入が入ってきたら
4つにわけます。
①自分のためのおかね
②何かあった時のお金
③大人になった時のお金
④人のために使うお金
です。
9月の時点で
100の計算や両替ができることは、
確認していたので、お金の管理に進みました。
また、キャリア教育の一環で、
ママが、人のために考えて指導案をつくり教材をつくり
家で科学教室を運営している姿を見せることを通して
実際に働いてお金をもらえる仕組みを見せていたことも
大きかったと思います。
そして、初めて、自分で働いたお金で
消費する体験をしました。
「小麦粉粘土ほしいな。」
でも、少し我慢したら、
家にある材料であまった小麦粉粘土をもらえるぞ
など、先のことを見通して、
買わずに我慢する様子も見せてくれました。
そして、
お出かけのときに
うさぎのえさ(100円)を自分で持ち歩き
自分でお金を渡して
使う体験をしていました。
働く体験をしたことで、使い方を考えるようになり、
1歩成長したのかなと感じました。
また、予想外のことは・・・
働いてないけれどもらえるお金(不労所得)についても
気が付くようになりました。
それは、駐車場を貸していることで得ているお金や
株のことに興味を持ち始めました。
ママ、家の駐車場を貸しているけれど、それでお金もらえるの?
ママ、株って何?配当金がもらえるの?
そんな感じです。
とりあえず、1年間の取り組みで、
人のためになることを考えて動いた時、
感謝の気持ち=お金
ということが
子どもの中に、落ちて良かったなと思った1年間でした。
そして、年長さんは、
株をしてみたいということになります。
次回へ・・・