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メンヘラでも卓球がしたい!(ウェア編)

!Attention!

この記事は卓球をまともに始めて二年のメンヘラが書いています。
用語や知識の間違いは往々にしてあるので、真に受けすぎないようにしてください。

卓球でもメンヘラがしたい!

卓球ウェアの主な購買層は大会に出る機会の多い中高生がメインとなる。
「ほかの人と被るのは嫌だ」というひねくれた思考を持つ彼らはド派手なデザインのゲームシャツを買う傾向があり、大阪のオバちゃんよろしくアイコニックなドぎついカラーリングが特徴的だ。1970年代の白Yシャツ短パンのダサさとはまた違う、開き直ったダサさである。大学卓球ともなると髪をピンクやブルーやグリーンにする人もいる。

要するに「陽キャの開き直ったダサさ」が特徴的なのだ。

我々メンヘラに居場所はないのか…

いや(多分)そんなことはない!

以前書いた傷を隠す編ではカモフラージュが軸だったが、今回はメンヘラを全面に押し出していこう!

傷を隠す編はこちら

メンヘラファッション×スポーティの可能性

メンヘラファッションの構成要素

お急ぎのメンヘラはコーディネートで使える卓球ウェアへどうぞ。

メンヘラファッションと卓球ウェアを悪魔合体するうえでメンヘラファッションの要素を分析していこう。


ゆめかわ系とパンク系に大別される。
ゆめかわ系であれば、パステルカラーの単色×白の淡い組み合わせが基本となる。儚げで危うい、マイメロディかシナモンが好きな女の子のイメージだ。
パンク系であれば赤、黒、アクセントカラーの白が基本となる。ゆめかわ系とは対照的にビビットな色使いが肝となる。
シルエット
ダボっとしたアウターと露出度の高いボトムズの組み合わせが基本の型となる。たとえば、パンツを履くにしても、激しいダメージ加工がなされているスキニーを履くとそれっぽくなる。

メンヘラというアイデンティティをド派手にTシャツなどで全面的に主張する。薬、酒、たばこ、血など不健康的なデザインがあれば間違いなくメンヘラファッションの出来上がりである。
装飾品
大阪のオバちゃんよろしくこれでもかというくらい耳にも首にもじゃらじゃらつける。
上の要素を踏まえたうえで、首元は太めのチョーカーをつけるとチョーカーは「メンヘラファッションのチョーカー」にしか見えなくなる。

青酸カリペロ

要素に分解してみると、メンヘラファッションはストリート系やネオ原宿系と呼ばれる要素が散見される。
ダボっとしたアウターと露出度の高いボトムズの基本の組み合わせは、パーカーで補えば、卓球ウェアに無理なく組み込むことができる。
デザインの傾向もド派手で露出度の高い卓球ウェアとの親和性が高そうだ。

コーディネートで使える卓球ウェア

Pandaniのゲームパンツ

パンクテイストならシンプルなトップスとPandaniのゲームパンツと黒のゲームシャツがあれば卓球らしさが強いもののコーディネートが完成する。

そのほかニッタクからも選手ユニフォーム上下セットが発売されており、ゆめかわ系なスコーツは取り入れられる(選手の名前を書くのが申し訳ないのでリンク先参照)。

女子卓球黄金世代と若手の女子選手に恵まれているため。これからも契約メーカーがかわいいゲームウェアが発売してくれることだろう。
レディースウェアに関しては女子の契約選手が多いため、ニッタクが一歩リードしている印象だ。

ゲームワンピース

数は少ないが、ミズノとPandaniからワンピース型のウェアが発売されている。

Pandaniのワンピースは機能性は申し分ないが、大会で着れない…


ゲームシャツよりもタイトさは軽減され、メンヘラファッション寄りにすることができる。寄せる必要性は一ミリもない。

androのゲームシャツ

シンプルなので主張の強いメンヘラパーカーとも喧嘩しないものが多い。

ゆめかわ系に使えそうなタイダイ柄シャツが2023年に発売された。

総括

練習でそもそもかわいい服を着る必要があるか、高いメーカー品を買う必要があるか、その質問に対する答えはYesでもありNoでもある。

勝負服という概念を常に身に着けて、自分を鼓舞して本番を意識して緊張感をもって練習できるし機能性は抜群である。一万円近いレディース用ゲームシャツを買ったが本当に動きやすくて通気性がよい。
実力差でへこみそうになっても、「まあ自分かわいいんで」とごまかすこともできる。

ただ、服を消耗品としてとらえると、メーカー品はやはり高いし、団体戦ともなると別にチームのユニフォームを用意せねばならず、JTTAのワッペンのついたゲームウェアを個人購入するメリットは現状あまりない。
その証拠にレディースのスコートのラインナップは貧弱極まりない。
ワンピースに至ってはミズノしか選択肢がない(とはいえ本当に良いのでセール時に購入して試してほしい)。

それでも女子卓球黄金世代の登場によって、新しい路線の卓球ゲームウェアや今らしいかわいさを取り入れたウェアは登場しつつある。
形態は全く違えど、四元奈生美さんがウェアで卓球らしからぬおしゃれをしたときのような潮流が、確かに存在するのだ。

市場を変えるのはメーカーでもあり、プレーヤーでもある。
メーカーがいいものを作っても、プレーヤーが買わなければ廃盤になる。

卓球ファッションの方向性を決めるのはあなたです。
orz

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