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SFの世界を立体化
空中建築は建築への憧れからできたSF世界を立体にした作品です。
「空中建築」
私たちが住む都市は宙に浮いています。
その昔、地上が砂漠化し住めなくなったため空中に都市を造りました。
そこには地上があり地下があり、橋・電柱・電線・ビル・家などが建っています。そのため昔住んでいた地上と変わらない生活を送ることができています。
ふと、空から眺める砂漠の景色に寂しさを感じることがあります。
もう故郷に戻れない悲しさ、住んでいた事実を風化させたくない想いから、そこで暮らしていたことを忘れないように足跡を残すことにしました。
空中に住むことを選び、その場所を守り続けていくことが今の私たちにできることです。
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制作過程で気付いたこと。
空想上の物体を、リアルの世界でいかに空想に近づけることができるか。
チープ過ぎず、不自然すぎず。理にかなった作品にしたかった。というか、立体作品は理にかなったものでなければ壊れてしまう。
重力と、長さと、角度と、いかにお友達になれるかが大事。
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空想のお話を立体化。
簡単そうでとてつもなく大変でした。
人以上の大きな作品は重力との戦いです。
薄さでたわんだり、支点がズレて倒れたり。
予想のつかない出来事がたくさん起こりました。立体作品は「支え」をよく考えてつくらないといけないことがわかり、それが大きな収穫でした。
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