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映画「グレイテスト・ショーマン」、そして 西野博之さん

(前回、居場所づくりを30年以上続けてこられている西野博之さんのことを書いたので、今回も続いて、3年前に書いて自分のHPにUPしていたものを、ここnoteにも載せました。)

(✳︎作成日: 2018年4月8日)

映画『グレイテスト ショーマン』観てきました。
最初から最後まで、スクリーンから怒涛の如くあふれ出すメッセージに、
涙がやむことがなかったです。

声が出ないように、ハンカチで口を押えながら観ました。
本当に素晴らしかったです。


なかでも、どんなに周りに認めらず、あいてにされなくても、
地位や立場、「違う」ことに対して孤独や寂しさ、
偏見にうちひしがれても、
それらを自分で受け入れて「これが私なんだ」と前へ進もうとする姿に、

誰にだって幸せになる権利、愛される資格があるんだと
胸を張って歌う姿に、本当に感動しました。


そして、どんな人にとっても居場所がある、その人その人の居場所が必要・・・


私は観ていて、フリースペースえん代表の、西野博之さんを思い出しました。
西野さんは「生きているだけですごいんだ」をモットーに、
30年以上、不登校の子どもの居場所づくりや、
ひきこもりなど生きづらさを抱えた若者たち、
様々な「障害」を持つ人たちと出会い、ともに地域で育ちあう場を続けています。

(詳しくは、西野博之『居場所のちから~生きてるだけですごいんだ~』教育史料出版会、など他にも著書多数。ぜひご興味ある方、見てみてください。)


そして私は、映画を観ていて、
どうしたって、
学校に行けなくなった息子や、そこに集まる子どもたちが、
登場人物と重なってしまった。


どうか、一人ひとりみんなに、居場所がありますように。

どうか、一人ひとりみんなが、自分を輝かせて生きていけますように。


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以前私は、西野さんに、こんなことを聞いたことがあります。

「 『これがいいんだ』と思うことをしても、全く認められない。
そして、多くの人からひどいことを言われたり、怒られたり・・・・
そんな状況にあった時でも、
こうして30年以上、続けてこられたその『想い』とか『強さ』って何ですか?」 と。


西野さんは、
「ずっと、何が大事なのかを、常に問い続けてきたんだよ。みんなで何が大事かの基盤を作ってきた。」


そんな答えが返ってきたように記憶しています。


私は今いる場所で、周りの人たちと一緒にやっていけることがたくさんある、
そんなことを確認できた映画でもありました。


あぁ 映画って、本当にすごいなぁ
歌は、本当にすべての人にとって生きる力だなぁ
としみじみしました。

映画、素晴らしいですね。 



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西野博之さんーーーNPO法人フリースペースたまりば理事長。30年以上、不登校やひきこもりなどの子ども・若者と関わって、ともに地域で育ち合う場を続けている、フリースペースえん代表。早稲田大学非常勤講師。精神保健福祉士。




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