10年以上ぼくらを支えた『アニゲラ』が終わった。
本日、2021年3月25日をもって文化放送超!A&G+『杉田智和のアニゲラ!ディドゥーーン』が約12年間の歴史に幕を閉じました。
オタク界では誰しもがその名を聞いたことがある声優業界の名ラジオ。
杉田智和さんがただただ好き勝手やりながら、マフィア梶田(SP田中)を含む多くの素人たちを世に解き放った9割下ネタのラジオ。
取り上げる内容はいつも超マニアックなアニメやゲームネタと下ネタ。
けれども参加するゲストは毎回豪華な声優やクリエイターたち。
杉田智和さんの人徳と面白さで成り立っていた番組。
そんなラジオをぼくは毎回1人で聴いてゲラゲラ笑いながらマニアックネタを調べて学ぶ日々を送ってきました。
(ロードオブヴァーミリオンもこのラジオを聴くまで知らなかったし)
そんなアニゲラが、終わった。
僕と『アニゲラ』の出会い
僕がこのラジオを本格的に聴き始めたのは2011年。
マフィア梶田さんがラブプラスの記事を書いてバズり、杉田さんと中村悠一さんがゲーム番組『東京エンカウント』を始めたあたりでしょうか。
当時、アメリカの大学に入学したばかりの僕は、ハルヒ時代から「この声優おもしろい!」と認識していた杉田さんにのめりこみ、ラブプラスの記事で存在感を出し始めていたマフィア梶田さんが気になっていたお年頃。
そんなときにふと出会ったのが『杉田智和のアニゲラ!ディドゥーーン』『杉田智和のデュクシwアイテテww』、そしてちょっと後に『4GamerTV~突然!ブッピGAN!~』。
どれも杉田智和&マフィア梶田のタッグによる番組ですが、元々ゲームネタ、アニメネタ、漫画ネタ、声優ネタが好きな自分にとってどハマりするのは時間の問題でした。
とくに『アニゲラ』は狂ったように下ネタが投下され、1時間時代はほんとうにずっと笑っていたのを覚えています。
2011年~2015年にアメリカで『アニゲラ』を聴いていた、この世で唯一の人間は僕だけだと自負しています。
アメリカのハイウェイを運転しながらたくさん聴いたなー。
100回目記念に中村さんや森久保さんが参加したとき、アメリカのキャンパスにいたなー。
そんな思い出が沸々と沸き上がります。
↓2014年当時のツイート
社会人になってもやっぱり『アニゲラ』
大学を卒業して日本に帰国してからも、心の拠り所はやっぱり『アニゲラ』でした。
当時は広告代理店で激務の日々を送っており、残業が毎日1時まで続いたので徒歩30分で帰宅ができるマンションを借りていました。
その30分間、歩きながら『アニゲラ』を聴くのが唯一の楽しみでした。
祁答院さん、朝倉ブルー、ぽえむ、体操のお兄さん、etc。
仕事でどんだけ疲れていても、上記準レギュラーを含めた杉田さん梶田さんの下ネタを聴けば元気になれる。
「吠えろ!俺のヴルコドラク」「メイのバカ!もう知らねぇからな!」「よしまさの地図」といったコーナーを楽しみに生きていました。
おかげさまでKOFを含め、格闘ゲームやレトロゲームの知識がかなりついたと思います。
本当に色んなことがあったなーと思う、いい時代でした。
『アニゲラ』好きが高じてマフィア梶田さんと出会う
そうして2011年から『アニゲラ』を聴き始めてから6年後の2017年、ついにマフィア梶田さんと一緒に仕事をすることに。
当時立ち上げた「McGuffin」というWEBメディアの記事用に、マフィア梶田さんへご出演の依頼をしたところ快くご承諾いただけました。
自分のスキを武器にキャスティングした、職権乱用ですね。
結果としてマフィア梶田さんの「お金と時間の使い方」に関する記事も作らせてもらい、トレーラー動画も撮影しためちゃくちゃいい思い出。
ご本人とお会いして少し『アニゲラ』のことをお話できたのは本当に感動的でした。
当時の記事と動画はこちらになります。
さようなら、すべての『アニゲラ』民
そんな『アニゲラ』も本日、幕を閉じました。
最後までなんともアニゲラらしいトークでした。
Lotus Juice兄貴のテーマソングをラジオで聴くのもこれで最後。
マニアックなゲームBGMを流すラジオを聴くのもこれで最後。
AGRSの”イソッチだよー”を聴くのもこれで最後。
ラジオではっちゃけた羽海野チカ先生を聴くのもこれで最後。
いままでの人生で最も聴いたラジオソングやSEだと思います。
そして、頭がおかしいディドゥーーンネームで投稿していたリスナーたちの変態的なお便りを聴くのもこれで最後。
このリスナーたちも本当に功労者だと思います。
たくさん爆笑させていただきました。
顔も知らない人たちではありますが、『アニゲラ』を通じた同志だと勝手に思っています。
この番組で生まれたキャラクターAGRSは杉田さんが2020年に立ち上げた会社の名前として引き継がれています。
『アニゲラ』という名前や精神、DNAはそういった形で残り、リスナーたちの糧として継承されていくと思います。
最終回で杉田さんと梶田さんがおっしゃっていた、
”下ネタはやめられない、下ネタは止まらない。”
この名言を胸に刻み、今後も杉田さんと梶田さんのファンとして明日を生きていきます。
それでは最後に・・・
S〇X!!
呂
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