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仕事脳:言いたいことを言った結果起きた変化

不満があった。
これ以上頑張ろうと、とても思えない不満だった。

私の勤める会社は数十人規模の中小企業です。
そういった意味では、”自分の代わりはいくらでもいる”という環境下ではなく、自分しか担えない仕事もありやりがいはあります。

社長との距離も近く、自己成長につながるメリットもある。
でもやっぱり、マルチタスクでこなせる柔軟な能力がなければ自分の存在意義、自分の居場所なんてすぐになくなる世界。
個々の能力がすごく「表に見えやすい」環境です。
手を抜いている人はすぐにわかるし、ごまかしも一切ききません。

気が付いたらココロがボロボロになっていた

主要メンバーの社員が次から次へと辞めていき、早3年経ちました。
今は時短パート勤務のスタッフ中心となり、社員のほうが少ない状態。
ルーティンをこなすのに精一杯なパートさんに比べ、常に広い範囲であたまを使わなくてはならないポジションの社員は、トップから仕事を回されることが多くなります。

そんな中、会社として一貫性のない方針。
社長の気分でコロコロ変わる目標。
前回のMTGは何のためにやったの?という無意味なMTG。

普段から一方的に後ろから声をかけては仕事を振ってきて、こっちも集中力が続かない。
散々、雑用を押し付けた挙句、今日何やったの?と詰められる。
理不尽な発言、繰り返される言葉の圧力。

逆に、何年たっても同じ仕事しかできない指示待ちスタッフたち。
後輩の責任を取らされ、自分の仕事もできない中、上からは結果を詰められる。

士気も弱まり、メンタル限界でした。
甘ったれていると叱られるかもしれませんね。いい年ですし。
でも、本当に限界だったんです。

我慢してもいいことは一つもない

「我慢強い人」って、最後まで我慢できる人のことを言うんですよね。
だから、周りの人はその人が我慢している事すら気が付かないと思います。
それが真の「我慢強い人」です。
私のように「最終的にブチ切れてしまう人」は、結局我慢できない人です。
「そんなに我慢してたんですね」と、周りに気付かれて気を使わせてしまう人。という事です。

最後までできないなら我慢なんて、いいことは一つもないんです。

気持ちを伝える時間を作ることはとても大事

中小企業のメリットは、直接代表に不満や不安をぶつけられるところです。
もちろん、貴重な時間を割いてもらうわけなので一方的に文句だけ言うのはただの迷惑社員です。

これ以上我慢できないと判断したから
自分をきちんと守りたいから
相手の考えもきちんと聞いておきたいから

自分が期待されていることはなんなのか
自分が評価されていることはなんなのか
自分に足りないことはなんなのか

しっかり話してしっかり聞く。
理不尽だと思ったことは少し語気を強めてでも主張していく。

びっくりするほど気持ちが楽になった

長い事外で仕事をするということはそりゃ本当に大変なことです。
ある意味、仕事はテキトーにするくらいがちょうどいいのかもしれません。「どうやって楽をしてやろうか」
「どうやって人に仕事を振っていこうか」

ずっと重たい石が乗ってるかのようなガッチガチな肩が、
すっと楽になった瞬間。
少しだけ、仕事が楽しく思える気がします。

といってもなんだかんだ苦手な人はいる

たった一度の人生、自分の大切な時間に、
嫌いな人のことを考える時間を作る事がそもそももったいないです。
苦手な人、なんか合わない人。いないわけないですよね。
でも、やっぱりそういう人のことを考える時間が本当にもったいないなって思います。
意外と、そんな暇ないんです。
苦手な人を意識しないすべ、これからもアップデートしていきたいです。

どうしてもいやなら、辞めればいいよね

仕事が好きかと聞かれたら、大好きですとは言いませんが、
一日の大半を過ごす職場。何でもかんでも見ないふりはできません。
今日も8時間我慢すれば仕事が終わる~!って、毎日そんなモチベーションで仕事できますか?
本当に嫌な思いを強いられる環境ならば、無理してとどまることもないと思います。
私も、もし「〇〇歳若かったら!」なんて、キャリアアップの可能性があれば3年前にとっくに転職していたかもしれません。

それも自分の選択。
今留まっているのも自分の選択。

あれから私に対しての態度を改めてくれるようになりました。
期待をされていることも十分に伝わった。

私は、不満をぶつけた結果 モチベーションがあがりました。

自分で自分を守ることができました。

当然、これからもっと結果を出していこうと思います。

今日はここ1ヶ月の私の職場での出来事をお話ししてみました。

みなさま、4月もお疲れさまでした。

最後までお読みいただきありがとうございました。 by ikore…

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