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「使いたいから」ではなく、本当に使えるミニ財布とは

長財布からミニ財布への転換

財布って、今やファッションの一部と言っても過言じゃないですよね。
完全キャッシュレスではない私のライフスタイル。
スマホ決済が多くなったとはいえ、
財布は、やっぱり「生活に必要なもの」である事は間違いないと思います。
長財布派だった私ですが、最近は小さなバッグを持つことも多いので今使うには現実的ではないんですよね。
・レジでモタモタしたくない
・お札は折りたくない
・レシートも持って帰りたい
・小銭も上手に使いたい
・診察券や身分証明書、shopカードや銀行カードすべて財布に収納したい
・たくさん入っても見た目パンパンに見えないような財布が欲しい

私が本当に使いたいお財布とは、
ミニサイズなんだけど、長財布のように実用的である事。

今回は、かなり散財して、ミニ財布迷子になっていた私がやっと見つけた最強のお財布を紹介します。
アラフィフの私がミニ財布を使いこなせるまでの葛藤と苦悩の連続の様を、呆れながら、お付き合いくださると嬉しいです。

使いたいのに上手に使いこなせない理由

私が使いにくいなと感じたのは以下4点。
・お札が出しにくく、しまいにくい
・小銭が出しにくく、しまいにくい
・カードが出しにくく、しまいにくい
・レシートがしまいにくい
見ための可愛さに反して、実用性の低さを感じました。

ミニ財布を使い始めた頃の、現金会計時の動きはというと

財布を広げてお札を出して、
財布をたたんで外側の小銭入れのファスナーをはずして小銭を出して、
で、おつりの受け取りもまずはお札を受け取り
今度は小銭。大体小銭と一緒にレシートを渡されるから、
小銭をしまった後、またお札のポケットを開いてレシートを入れて・・・・

会計のたびに財布を開いては閉じ
縦にしたり横にしたり、
ボタンを開けたり閉じたり、
はたまたファスナーを開けたり閉じたり
あっちこっちひっくり返したり。笑
地球儀のようにミニ財布を回転させながら、
まるでマジシャンのように器用に使いこなさなければならない。

レジですべての作業がスムーズに完結できず、とりあえず右手に財布、左手におつりを持った状態で、そこいらのベンチに座り、改めて小さな財布にお金をチマチマしまっていく。

はーーーー!? なにこれめんどくさ!!!ってなってしまいました。

とはいうものの、私も人の子です。そもそも私の使い方が悪いのかと苦悩の連続でした。自分を何度も何度も責めてみたりもしました。
※神様、流行りの小さなお財布を使う資格などない、不器用でキレやすい不幸な私をどうかお許しください・・・・

いろいろ使っていろいろ考えてみた結果、最終的に「動線が悪い仕様」のミニ財布が多すぎるという事に気づきます。

動線が悪いミニ財布の特徴

  1. 小銭入れが外側にある。(一度財布を閉じて小銭入れを開けなければならない仕様)

  2. 折っていれるお札入れ(支払い時に一枚一枚広げ、しまうときも毎回折らなければならない仕様)

  3. カードポケットのサイズ設計がそもそも甘い(なんか小さい。カードを取り出すときに無駄な力が毎回必要だし、6枚入りでも実際は6枚入らないことが多い仕様)

なかなか理想のお財布に出会えなかった。

ついに、私のわがままを全て解決してくれる最強のミニ財布に出会いました。

やっと出会えたお気に入りのミニ財布は、3,000円以下のノーブランドもの。

そうそう、ハイブランドのお財布を持っているだけで優越感に浸れるというフェーズはとっくに卒業いたしております。(今やタンスの肥やしです)
機能性重視で、見ためも自分好み。身の丈に合い、気持ちよく自分らしくいられるものに囲まれて暮らしていきたい私がようやくであったお財布です。

本革ミニ財布(グレージュ) 2,680円

もう、感動としか言いようがない。

マットで柔らかい質感のシボ素材。
触った時、指に吸い付くようなしっくり感。
手垢も指紋もつかない。
スムーズな滑り心地のラウンドファスナー。開閉もとっても楽なんです。

8.5 x 11.5 x 2 cm 110 g 手のひらサイズ。(サイズはAmazonサイトから引用)

外側にはロゴなどの装飾がなく、ボタンもなし、ポケットもなし。
何の施しもなく革の良さが感じられ逆に高見えするんです。

良い点1:機能性に富んだカードポケット

ジャバラ式のカードポケットが9枚分。

ファスナーを開けると一目瞭然。
お部屋の間取りがひとめでわかるのがとても良き。
中央にあるジャバラ式のカードポケットはガバッと開きます。
窮屈感がないカードポケット。カードの出し入れもとてもスムーズです。
9枚のカード入れのほかに広めのポケットが一つついてます。
折ったレシートやメモ、チケットなどを入れるときに便利です。

良い点2:折らなくてもスムーズに入るお札

お札を広げたまま、滑らせながら小銭入れの外側へ収納できる

一番の決め手はお札を折らずに、スムーズに収納できるという点でした。
結局引っかかったりするんだろうなって、商品が届くまで半信半疑でしたが、レシートも一緒に滑らせながら一番外側へ収納できます。
また、間口に余裕があるサイズなのでファスナーを閉める時にうっかりお札の端に引っかけて傷つけるなんてこともありません。
一枚ずつスライドしながらお札をスムーズに出すことができます。
お札は最大15枚くらいまで入れてみましたが、使用するうえで問題はありませんでした。

一緒に入れたレシートです。
お札より少し長めのレシートも一緒に折らずにしまえます。

良い点3:大きなBOXタイプで小銭の取り出しがスムーズ

ガバッと広がるBOX型小銭入れ。コインが何十枚も入ります。

小銭が多くなってしまう時ってありますよね。
小銭入れにファスナーやボタンなどが一切ないタイプで、小銭が見えにくいというストレスが一切ありません。
たくさん小銭が入ってても、スムーズにファスナーがしまり、不格好なパンパン財布になりにくいです。(20枚以上入れても全く問題なしでした)
レジで、もたもたすることが全くなくなりました。

良い点4:汚れにくい内側生地のカラー

グレージュの財布の内側はダークブラウンでした。
小銭入れの汚れが目立ちにくいところもいいかなって思いました。
外側は革ですが、内側はつるつるとした生地になっていて、お札やカードの出し入れも引っかかりなくスムーズ。

良い点5:スキミング防止機能搭載

お財布の外側と内布の間に防止機能シートを施してあり、スキミング電磁波をブロックして大事なカード情報を守ってくれるそうです。
※ただしこの辺のエビデンスは商品ページでは確認できませんでした


どこのブランドの財布?って聞かれる笑

みんなブランド物が本当に好きなんですね。
2,000円代で買ったノーブランドものだよ?楽天やAmazonで買えるよ~っていうとみんなびっくりします。高見えするってことですよねきっと。
自分が持っているものが高く見えるって、まぁ正直嫌な気持ちはしないですよね。

多分、今後長く使い続けるし壊れたら買い替えると思います。

無駄のない動き。これぞミニマリスト

ミニマリストとは、必要最小限の物だけで暮らすライフスタイルを実践している人のことを言うそうです。
必要最低限というのは、単に断捨離をして物の数を少なくするというだけではなく、生活するうえでおきる「時間」や「思考」も、必要最低限にすることでシンプルかつ有意義なライフスタイルになるのではと私は思います。

たまに、ミニマリストをうたう人が「ミニ財布を新調しました」っていう投稿をよく見ます。
ミニマル=ミニ財布ではないと思うんですが、自分が使うものを厳選して、無駄なこと=時間を省くこと。を実践している人は、立派なミニマリストと言えるのかなと思います。

私が今回購入した財布は、ファスナーを開けてガバッと広げれば、そこには銀行のカードも、クレジットカードも、診察券も、shopカードも、お札も、小銭も、すべてこっちを見ている状態です。
私がやるべきことは、出したいものをそこから財布の向きさえ変えずにセレクトするだけ。

必要最低限な装飾、仕様、動線。必要最低限だけど高機能な仕様。
必要最低限だけど高見えするビジュアル。
これこそミニマルじゃん!ってニヤッとしてしまったお話でした。

このミニ財布の存在意義。
必要最低限のアイテムが小さな手のひらサイズのお財布にすべて入り、
全ての動作にストレスがなくずっと使いたい。なくては困る存在。

これからもプチプライスで高見えするアイテムをたくさん紹介していきたいと思います。

最後までお読みくださりありがとうございました。
Wishing you beauty and bliss,  by ikore…


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