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仮想テープ『2020 - EP(Side A)』を公開しました


概要


 仮想テープ『2020 - EP(Side A)』をYoutubeにて公開しました。
 ダウナー系のテクノとエレクトロニカをまとめたもので、20分とちょっと。聞き込むとかよりも「ぼーっと聞き流す音楽」として作りました。
 なお、意図したノイズや音飛びが含まれます。

 変な枕詞みたいなのがついているのは(なんて書いていいのかわからなかった)、カセットテープでリリースされたアルバムというのを仮定して作ったからで、バラではなくまとめて動画にしていること、全体的にLoFiな音になってたりとかはその流れを汲んでいます。
 収録時間も46分テープのA面B面ということを意識しての時間です。

 サムネイルは実際のテープのケースがあったらよかったんですが、なかったのでBlenderでそれっぽく。絵は適当に取った自前の写真で。
いつか自前で少数でいいので、カセットテープのアルバムとか作ってみたいですね……。

 SIDE-Bはまた近々。以下は簡単に曲について。

曲について

01.Udaru


「茹だる」。
夏の暑さで思考が定まらないというか、少し朦朧とした感じを表現しようとした曲。
沈んでいる感じみたいな暗さが出せればという暗いテクノ。
この曲から始まるのは全体的に酷暑がテーマになっていたからです。

02.Kodama


「木霊」。
朝靄のかかった山林の中みたいなイメージの、ネガティブなシンセウェイブを意識した曲。
この曲はテーマよりも全体の構成を見て作った曲で、
ビートがはっきりしていてメロディのある曲という
全体としてたりない要素をカバーするために作ったもの。

03.gengetsu


「幻月」。
霞がかったような夜空と、ちょっと非現実感がある感じをイメージ。
曲名はいくらか用語を調べてつけたんですが、月の両側に月があるように見える現象らしいです。

04.Nigemizu


「逃げ水」。
からからいってる音が、風で木がなってるような感じだったり鈴っぽい感じになったので、
そこから膨らませて、いわゆる狐の嫁入りみたいなイメージで作った曲。
曲名は夏の幻ということで、他の曲とのあわせる感じでこうなりました。

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