音楽活動3年目。

こんにちは。いこいです。
長野県上田市で活動する、ひよっこアーティストです。
ピアノを使って作詞・作曲をし、ライブで弾き語ったり、曲を提供したりしています。
今年で活動3年目になる、ということで、これから個人・もしくはチームで音楽活動をしたい!という人のために少しでもお役にたてるよう、今までやってきたことを振り返り、気づいたことをまとめてみたいと思います。

★活動開始前
もともと幼いころから適当にメロディを作っていました。曲は作りだめていたのですが、某SNSでちょろっと曲の動画を公開していたくらいです。

★2014年(1年目)
某団体職員を辞め、自分の今まで作りだめていた曲を多くの人に聞いてもらおう!と決意します。

→そのためにしたこと
・自主制作CD作り
ピアノアルバムを作ります。音源は、ピアノの先生のお宅のグランドピアノをお借りして、ソニーのミュージックビデオレコーダーというビデオを使って録りました。ジャケットデザイン・焼く作業などは自分。
・県内アーティストとのつながり作り
SNSを通じて知り合った友人に仲介してもらい、長野県出身のアーティストのライブにとにかく行って、紹介してもらいました。先輩は大事!
・ライブ出演
県内のライブハウス、野外ステージ、お祭りなど参加できるものには積極的に参加しました。
・ネットラジオ配信
アメーバピグを使って、チャットをしながら生演奏を配信するラジオを開始しました。活動の告知もできました。

…結果(1年目)。
CD製作費にかかったお金は8万円ほど。そしてライブ参加にともなう出費や配信機器をそろえるのにお金がかかったので、CDの売り上げを差し引いても結構な額の赤字になりました。

この時、思うことにしていたことがあります。それは、

「活動をすぐに黒字にしようと思わない!」

黒字にならなければやめる。としてしまったら、修業期間もなく活動自体が終わってしまいます。赤字のうちは活動を「趣味」とし、黒字になったら活動を「仕事」と呼ぶ。くらいの覚悟でいました。

★2015年(2年目)

自主制作CDを作る機器(プリンターなども)が揃っていたので、この年もCDを制作しました。「Traveling」という曲です。ただ、前の年とちがっていたのは、歌もの。ということでした。

・ボイストレーニングを始める
歌ってくれる知り合いがあまりいなかったので、まずは自分の声で録ってみることにしました。そのため、地元のボイトレに1年通いました。
・アレンジャーにお願いする
1年目につながりを持ったシンガーソングライターの方にアレンジをお願いし、レコーディング・マスタリングなどもお願いしました。

そしてできあがったCDをライブ会場やネットラジオで売り出しました。また、1作目と2作目のCDを両方買っていただいた方には、次回作を無料プレゼントする約束もしました。

…結果(2年目)
1年目より赤字は減りましたが、まだまだ黒字にはなりません。(でも焦らない)お小遣いの範囲内で活動を続けます。

2016年(3年目)

地元上田市をテーマに、アルバム「UEDA」を作りました。

・なじみの楽器屋を中心に、お店にCDを置いてもらいました。
・地元新聞社に頼み、CD発売を記事にしていただきました。
・市のお祭りなどにも参加しました。

…途中経過(3年目)
ここに来て、1,2年目にはなかった変化がありました。
演奏依頼が、向こうから来るようになったことです。しかも、演奏料を払っていただくことが多くなりました。CDの売り上げは、ようやく3作合わせてとんとんになってきました。

今のところ、私の活動経過はこんな感じです。

月並みですが、大切なのは「マイペースに続けること」です。

今の自分に合った方法で社会と接点を持てていること、そして少しずつでも活動が前進していることなどから、今後もここまでの経験を生かしながらマイペースに音楽活動を続けていこうと思っています。

周りの声や、社会の常識や、お金の問題や、体力の問題や、

「マイペースに続けること」をあきらめざるを得ない場面もあるだろうけど、
自分の中に、それを続けられる性質(才能)があるのなら
やっぱりそれを生かせれば最高だな~と思います。

オフィシャルホームページ
youtubeチャンネル
ツイッター


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?