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ラーニングジャーニー(京丹後地域9月「ぬかとゆげ」さん「縄屋」さんなど)

9月の3連休に京丹後方面に家族で車で1泊2日で旅に行きました。行った場所とそれぞれでの感想を。

ミルク工房そら

 大阪から車で高速を使って渋滞にハマりながら2時間45分。京丹後市久美浜町にある「ミルク工房そら」のピザが美味しいという話を聞いたので、お昼に行ってみることに(ピザランチは土日祝のみ。事前に生地を要予約。席の予約は無し)。12時過ぎに到着すると駐車場がほぼ満杯。店内でピザを食べようとすると座席が1時間待ち。次の予定があったので、今回店内飲食は諦めて、テイクアウトすることに。

 待ってる間に隣のジェラート屋売り場でジェラートを頂くことに。ジェラートも有名なようで少し行列ができていましたが、こちらはスムーズに買うことができ、外で頂きました。しっかりミルクの味がして美味しく頂きました。

キャラメルとミルク

 注文から15分後、ピザが出来上がり、紙の箱にいれてもらいテイクアウトで車の中で頂きました。出来立てのピザ。チーズたっぷり、生地もちもち、ベーコンも美味しく、意外にピーマンもさくさくしてアクセントとなって美味しかったです。

店内にある大きな石窯
出来立てをテイクアウト。おこげもいい感じ。

 交通の便がとてもいいとは言えない場所ですが、車のナンバーを見るといろんな地域から来ているのがわかりっました。お店は立地も大事ですが、食関係のお店は何をおいても「味」なんだなと改めて感じるところでした(どうもこの前にバナナマンの番組で取り上げられた後だったということもあるかもしれませんが。。でも事前に口コミ見てもいい評価で、実際にいっても美味しかったです。)。

ぬかとゆげ

 今回のメイン目的地の1つ。「ぬかとゆげ」さん。ここは現役医師である吉岡さんが、運営されている米ぬか酵素風呂と5種類のサウナを楽しめる温浴施設です。

昔の民家をリニューアルして温浴施設に。

2023年にはサウナシュランを獲得されている施設(毎年11月20のサウナの日に全国で11件が選ばれる)で、木下斉さんが所長を務める地域を本気で変える人たちが集まる研究所「Locally Driven Labs(以下、LDL)」の皆さんが6月に開催された狂犬ツアーで行っていたので、遅ればせながら今回プライベートで家族で行ってみることに(吉岡さんもLDLメンバー)。

  •  酵素風呂もプライベートサウナも初体験。今回は1日3組限定の「ぬかとゆげセットプラン」(3時間コース)を楽しむことに。施設に入るとすぐに受付があり、名前をお伝えすると、受付横にある椅子に座って健康チェックとスタッフさんから酵素風呂の説明を受けます。医師が運営されている施設ということもあり、しっかり事前に丁寧な説明されることで初めてでも安心感や特別感が高まります。初めての酵素風呂。見た目は砂風呂と似ていますが、砂風呂とはまた違うふんわりした「ぬか」で体が覆われることで、じんわりじんわりと体が温まりました。これが自然発酵の熱だけで、これだけの熱が出ていることには驚きました。ぬかに入っている時間は1回につき20分程度なのですが、我々家族が出たあとは施設内にトラクターが入り、次の人のためにしっかりぬかをかき混ぜて衛生面でもしっかり配慮された運営をされていました(糠のお世話は、設備面や人の手がかかることもあり大変そうですが、これだけ手間をかける事で一定の品質が保たれてるんだなとも)。その後、シャワーで体にびっしりついたぬかをしっかり洗い落として(導線も付帯設備も色々考えられていました)、そのままプライベートサウナへ。

  • プライベートサウナは初めての体験。施設にある5つのサウナは全てこだわりのフィンランド式サウナ。今回入ったサウナルームはサウナ室に大きな画面があり、ゆっくりと自分の好きな映像や音楽が楽しむことができる部屋でした。今回2時間強サウナの時間があったのですが、サウナの中で自分の好きな映像見て、サウナ内は強制換気設備も整い居心地がよく、外できんきんに冷えた水風呂に入って、チェアでトトのって、途中オリジナルコーラを飲んで、ゆっくりしていたらあっという間の時間が過ぎていました。

シアターサウナ。居心地良し。
オリジナルのコーラ
ととのいました。奥に見えるのが水風呂。

 よく考えたら、これまでサウナに入る時は、知らない人と入ることやサウナ室に流れているテレビ番組を見ながら入ることがほとんどで、1人もしくは家族だけでサウナに入って、体だけなく心もリラックスしながら入る事ってなかったかも(このnoteも今たまたま近くの温浴施設の休憩室で書いてますが、サウナ内たくさんの人と熱さで息苦しくなりました。)。家族も満足ないい体験をすることができました。こちらもまたゆっくりですが、吉岡さんはもう1つサウナを運営されており、次回はこちらの「蒸‐五箇サウナ‐」にもぜひ行ってみたいと思います。

縄屋

 宿泊はぬかとゆげさんの隣にあるKISSUIENさん。素泊まりプラン(きれいな施設でした)にして、夜は「魚菜料理 縄屋」さんへ(今回お酒飲みたかったかったので、タクシーで行くことに。ただホテルからはまあまあ離れてますので、次回は事前に代行をと予約していくが良さそう。今回は当日に連絡したらいっぱいで、タクシーも何とか予約できた感じでした。タクシーの予約では吉岡さんにお世話になりました。<m(__)m>)。

 縄屋さんは、お昼と夜の2部制。1回につき10名まで。季節のお任せコースのみ。といったお店。今回は我々の家族3名と東京から来られたご家族4名の合計7名での食事となりました。

 最初に薪を使った炊き立てのお米をほんの少しだけ頂きます(なぜ最初からお米を炊いておくのかも、説明があります)。

薪を使った料理
最初に少しだけ炊き立てご飯を頂きます。

その後、魚と野菜を使った料理が見えるところで調理され、1つ1つ料理の説明を入れながら、テンポよくテーブルの上に提供されていきます(写真は一部だけ)。

まいたけ くり 茶碗蒸し
地元の日本酒を頂きます。
はじめてにらの花を食べました。
あまえびとなす 白味噌仕立て

最後はあなごのあんかけごはんでしめて、デザートでコースは終了。

〆の穴子のあんかけご飯
デザート ビーツのキャラメルアイス

 約3時間でおなかも満たされ、お酒もおいしく、心地よい時間を過ごすことができました。料理が出た後、予約していたタクシーが来る間まで時間があったので、オーナー夫妻とも少しお話がすることができ、これも良かったです。

 出てくる料理出てくる料理見た目も味も良く、食材もその時に仕入れたものが出されるので、おそらく訪れる季節が変わる度、また日によっても内容が変わるので、これは確かに何度も来たくなるのがわかります(東京から来られた家族もここでしか食べられないから来るんですよとおっしゃってました。)。ちょっと物理的に遠い場所(お値段もそれなりにしますので。それでもあの料理のクオリティだとお安いのかなと)にあるので、また次回すぐという感じにはなりませんが、ぜひ季節を変えてまた来てみたいお店で、じゅうぶん目的地となりえる飲食店ということは肌で感じることができました。

伊根の舟屋

 翌日は朝からホテル近くの喫茶店TONさんで「ぬかとゆげ」の吉岡さんとうちの家族で一緒にモーニングを。昨日の感想をはじめサウナのことなどを、朝から色々とお話させていただきました。

昔ながらの喫茶店でモーニング。店内いい雰囲気。
吉岡さんありがとうございました。

 モーニングを終えて、ホテルをチェックアウトして、車で海岸線に向かって走っていると、道路沿いの田んぼに大きな鳥が!これは特別天然記念物の『コウノトリ』!運よく見る事ができました。

道路沿いの田んぼにコウノトリ発見!

 その後、日本海まで抜けて大成古墳群や経ヶ崎灯台に立ち寄りながら、伊根の舟屋へ向かうことに。

大成古墳群からみた立岩。この日は風と波が少々。

 こちらも雑誌やテレビでは度々見ることがあったものの、今回初めて訪れた場所。舟屋に近い七面山駐車場に車を置いて、舟屋日和にあるINACAFEさんで少し休憩を(店内食事30分待ちだったので、その間に周囲を散策。)。店内はゆったりした座席で、海を見ながらゆっくりとたまごサンドとケーキを頂きました。

たまこサンド美味しかった
秋はモンブラン
海を正面に見るカップル席も

 まあまあ喫茶店でゆっくりしてしまったので、帰りが遅くなるのも大変だなと思いこれで帰ろうかなと思った所、ちょうど帰りの駐車場に伊奈湾をめぐる海上タクシーが岸についていたので、勢いでそのまま乗ることに。途中雨も降ってくる中、20分くらいの船上でしたが、途中見える舟屋や伊根湾のことなどに色々と教えて頂きながら、海の上から舟屋を眺めながら湾内を周遊。最後に若い船頭さんが「あそこに見えるのが僕がこの前買った舟屋ですー。」という話で、お客さん一同、「おー、舟屋って買えるんや」と驚き、しかも値段伺ったら思ったよりお高くなくそれはそれでまた驚きでした(建物自体がどんな状態かはわかりませんが。。)。知らない土地に来たなら、やはりガイドさんに説明してもらうのは、よりその場所の理解が深まるので良いことだなと感じました。

船で湾内を巡ります
舟屋
船で出ないと見れない景色

 伊根を出て、最後宮津によって天の橋立寄って股のぞきして帰ろうかなと思いましたが、公園に隣接している駐車場が意外と駐車料金が高くて、施設の営業時間も近かったので今回は無しで、天橋立ワイナリーに立ち寄ってパンとお土産買って、ワインの試飲をして、最後宮津の道の駅に立ち寄って自分達の夜ご飯を仕入れて、大阪に帰ることに。最後、宝塚インターでえらい渋滞にはまってしまい帰りは3時間15分くらいかかりましたが、なんとか帰ることで出来ました。

天橋立ワイナリー。隣にはパン屋さんあり。

 京丹後地域は京丹後ウルトラマラソンで来た数年前以来ほとんど来たことはない地域でしたが、改めて訪れると、「食べ物あり」「体験あり」「景色あり」と様々な目的地となり得るコンテンツが各地域に点在しており、大変魅力的な地域でありました。ただ各お店が密集していないので(峯山を中心に30分~1時間くらいの地域にあり)、車で回るくらいがちょうど良く、今回ぐるっと実際に行ってみたことで、大阪からでも車で行くと京丹後地域が意外に近いことも分かったので、また時期を変えて、ゆっくり行ってみたいエリアとなりました。

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