3月31日(横浜スタジアム)14時開始予定のDeNA3回戦のみどころ、田村は大貫打てるか?アドゥワは度合封じるか?
予告先発は広島がアドゥワ、DeNAが大貫
きのうの黒原。2月から“練習のための練習”しかしてこなかったようだ。だから、あんなことになる。アドゥワはどうか?
3月17日、マツダスタジアムでのオープン戦でDeNA打線相手に投げて、5回77球2三振2四球1失点。新井監督が先発6番手に指名したのは、その4日後のことだった。牧や宮崎やオースティンに対して、有効な球を操ることが期待される。
この時のアドゥワvs右打者は、牧が死球、遊ゴロ、空振り三振。宮崎、オースティンは欠場。DHで出場した大和は遊飛と四球だった。
一方の左打者。度会は右前打と二盗、さらに中飛と右前打と二盗。この日、14試合連続安打を記録した新人に好き放題にされた。
梶原は右飛、ニゴロ、三失。佐野は右前打、左飛、中前打。石上は空振り三振、内野安打、遊ゴロ。
こうして見ていくと、簡単には抑えられそうにない。開幕から2試合連続二桁安打の相手は勢いに乗っている。
走者を背負ったら「琢朗主義」に対抗しながら、いかに粘り強く投げるか?スタメンマスクはオープン戦と同じく曾澤だろうから、ベテランの“後方支援”がカギになる。
アドゥワを援護する打線は、両外国人が揃ってコンディション不良をきのう訴えるという“珍プレー”を受け「四番ファースト坂倉」が濃厚。
コンディションに問題がなければ、野間も引き続き一番。
度合とは正反対の開幕スタートとなった田村俊介にとっては、大貫との対戦を“ラッキータイム”にしたいところ。
しかし落ちる球と左右の揺さぶりをかけられるのは必死の状況で、真っすぐなし!が続くようだと、狙い球をどうするか?ここまで7打席連続のアウトはただの凡打ではない。まったくバットのしなりが使えていない。結果的には黒原と似たようなもので、プロの本当のレベルのゲームのための、正しい準備ができていなかったことになる…これも経験…きょう1本出ないと、マツダスタジアムに戻ってからも苦戦するだろう。
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