育成出身ルーキー茶野に満弾を許した薮田のもはや病的とも言える弱点は…

6月2日、ソフトバンク1回戦に先発する床田が出場登録され、薮田が登録を抹消された。

薮田は2月の主力組キャンプには一度も呼ばれていなかった。ウエスタン・リーグ開幕後、二軍で調整。10試合、10回2/3を投げて防御率2・84で一軍昇格となったが、1日のオリックス戦で1イニング47球も投じるハメになり、育成出身ルーキーの茶野に満塁弾を許した。

似たようなことが何度でも起こる。

佐々岡監督2年目、2021年6月14日 のマツダスタジアム、西武戦。先発した薮田は4回3分の2、93球3安打2失点(自責2)でマウンドを降りた。

勝利投手の権利がかった五回に豹変、一死から途中出場の新人左腕・佐々木に四球を与え、岸遊ゴロのあとやはり左打席の金子も歩かせて森のことろで交代を告げられた。五回途中までで計5四球…

この日の薮田はシーズン初の一軍登板。ほかにもローテの谷間を埋める候補は矢崎ら複数いたのに…

昨季、一軍登板18試合の薮田はさすがに交流戦で先発することはなかった。そして今回は中継ぎ3試合目、交流戦1試合目で炎上した。

茶野にスタンドへ運ばれたあと、薮田は小田と森に連続死球。そう、厳しい場面で左打席の相手とまともに勝負できない。ここまで来ればもはや病的。この傾向は一貫しておりそれが改善されない限り、薮田は上で投げてはいけない、という落ちになる。




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