8月10日(京セラドーム)18時開始予定の阪神-広島18回戦のみどころ
予告先発は広島が森下(8勝4敗)、阪神が大竹(7勝5敗)
ノーノーの大瀬良で巨人戦に完敗した翌日、一軍登板が「ノーモア」だった森で阪神に快勝!試合途中、ベンチの岡田監督がずり落ちそうなほど傾いていたのが印象的だった。しかも試合後、何を聞かれても「そういうことや…」だった…
なるほど、そういうことか…
ただ、新井監督は決して「そういうことや」とは言わない…
ところで「言わなくても」自分でできる選手と、そうでない選手が混在するのが現実。その中で何かをつかみかけているひとりが森だろう。
それにしても滅多に出番がない玉村、野村祐輔、アドゥワ、そして森と、ことごとく”爪痕“を残す、それが新井流…(黒田流と言い換えもできる)
野手では昨夜、新井監督が褒めていた矢野…当チャンネルでは2月のキャンプでドン底だった矢野が徐々に浮上してくる様を綴ってきたが、ある段階まできて小園をサードに追いやりスタメンに定着、そして規程打席を上回るようになり、打撃の当面の形を確立しつつある。
昨夜5の5の坂倉もそうだ。球宴バックスクリーン弾で掴んだものも大きい。「セリフは棒読みね」と言われて開き直っていた坂倉だが、この夏もそうだ。散々、打撃不振で落ち込んだあと、体重を軸足に乗せる加減などを調整して開き直ってバットを振り続け、復活のきかっけをつかんだ。
石原貴規の台頭もあり、今の坂倉は規程打席まで26、黄色信号が点滅している。だが5安打で打率は・240から・255に跳ね上がった。
その坂倉、現在10打席連続出塁で後半戦打率は・495だか、今日のスタメンは…
阪神の予告先発は大竹。昨季は7度対戦して大竹の6勝0敗、今季もここまで3度対戦して大竹の2勝0敗。
坂倉は5月22日のマツダスタジアムでの対戦時にだけスタメン出場している。きょうと同じで森下が先発したから曾澤がマスクをかぶり、六番ファーストだった。結果は3タコ…
この日の大竹は7回4安打無四球無失点で勝ち投手。小園が2安打、菊池と末包昇が1安打。森下は7回6安打3四球2失点で負け投手。大山に適時打と犠飛を打たれた。
大竹と前回対戦したのは7月3日のマツダスタジアムで、やはり7回97球2安打1失点(自責0)と抑え込まれた。70~80キロ台のカーブなどに翻弄されて、矢野の適時三塁打のみに終わっている。
普通に考えれば今夜も1点取るのに一苦労、か?
だが森下の出番だから勝利の行方は五分五分。今季、阪神戦は2度先発。大竹に投げ負けているから、借りを返したい。
7月2日、2度目の対戦(マツダスタジアム)では8回4安打1四球9三振で失点0だった。
先週土曜日の中日戦では投げては8回1失点、打っては勝ち越し2点タイムリー。酷暑のマツダスタジアムでそうだから、快適なドーム空間ならなおさらパフォーマンス向上…が期待できそうだ。
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