4月11日(バンテリンドームナゴヤ)18時開始予定の中日1回戦のみどころ

4月11日(バンテリンドームナゴヤ)13時30分開始予定の巨人3回戦のみどころ

予告先発は広島が九里、中日が柳。

4月4日の阪神戦(マツダスタジアム)で九里は4回3分の1降板、4安打2失点も四球6。長年、続けてきた“重箱の隅突き投法”はもうやめた方がいい。

それより何より米国修行で新たな投球フォーム、新たな自分探しを始めたのだから、みんなに新たな姿を披露しないといけない。

九里のあと遠藤でチームの連敗が止まり、大瀬良、床田、玉村と4つ続けて先発に勝ちがついた。九里自身が一番悔しい思いをしていることだろう。

幸い中日打線は開幕から8試合でわずか12得点。先週はバンテリンドームナゴヤでヤクルト相手に0-1、0-5、3-1、横浜スタジアムでのDeNA戦は1-3、0-8だったから5試合で6得点…チーム本塁打数も1。広いバンテリンでは柵越えなし。どんどんゾーンに投げ込んで勝負!

ところで中日のチーム打率・221はカープと一緒。しかし8試合23得点のカープ打線はやはり「マットマホーク」の4発が効いている。

チーム打率で言えば、ヤクルトは・168なのに首位にいる。9試合で7本塁打19得点。一方、ディフェンスの方はチーム防御率が0・77と頭抜けており失点はわずかに8。

こうした目線で巨人を見ると9試合で7本塁打、24得点なのに28失点で中日と最下位争い。きょうから東京ドームに好調・阪神を迎えてどうなるだろうか?

カープ打線vs柳は昨季、8試合で柳の4勝3敗、対戦防御率は2・59。龍馬と堂林が17の7、打率・412と打ち込んでいる。

調子が今一つの龍馬にとってはラッキーチャンス、堂林はしかも3ホーマー。外に大きく逃げるスライダーはさっぱりの堂林でも柳のカット系にはよく合う。きょうはスタメン、レフトだろう。

勝てば新井監督になって初めての貯金1。一方、5日のヤクルト戦5回4安打3失点で負けがついた新選手会長の柳にも意地がある。22日、29歳のバースデーをハッピーな状況で迎えるためにも今夜は気合い十分で抑えにかかりにくるだろう。

※この記事内で選手などの呼称は独自のものとなっています。

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