ウエスタン・リーグ●4-14ソフトバンク(9月1日、由宇)

ウエスタン・リーグ
●4-14ソフトバンク(9月1日、由宇) 95試合40勝51敗4分け
ソフ  103 100 054・14
広島  000 300 001・4


スタメン
セカンド佐藤啓介
ショート前川
ライト中村貴浩
サード林
レフト中村健人
キャッチャー持丸
ファーストラミレス
センター名原
ピッチャー常廣羽也斗

始めてDHを使わない中、打席にも立って“本番”へ向けた準備も…となるはずの常廣羽也斗だったが、6回10安打5失点。しかもその内容が問題で初回はヒット、四球、ヒットの無死満塁から前日柵越えしているリチャードを三振に仕留めたあと五番井上に押し出し死球。三回にはヒットと四球の無死一、二塁でリチャードに13号3ランを許した。

走者を出さなかったのは六回だけ。逆に先頭打者を出したのが3度…

常廣羽也斗は前回8月24日のくふうハヤテ戦で7回無四球もラストイニングに4安打され死球もあって4失点(自責0)だった。くふうハヤテとソフトバンクでは打線の厚みがまったく違うが、そのソフトバンク二軍を手玉にとってこそドラフト1位だろう。

この先、一軍に消化試合が生じた場合、当然、二軍調整組のテスト登板枠が確保されるが、今のままでは常廣羽也斗のマツダスタジアムデビューは考えづらい状況だ。

七回の岡田は1安打2三振で無失点。八回の戸根は打者5人で内野安打1本と2四球…現役ドラフト組の内間拓馬とともに不安定な投球が続く。ふたりは一軍戦力にぜんぜんなっていない。最終的に「ドラフト」選手の決定を下すのは松田元オーナーだ。

戸根を救援した小林も打者4人に対して3連打されるなど、ふたり合わせて5失点。

九回の辻は4安打1四球で4失点だが前川のエラーや高木のパスボールも絡み自責0

打線は9安打。

佐藤啓介5の1、打点2、打率・308
前川4の2、打率・261
中村貴浩3の0、打率・257
林4打数1二塁打、2三振、打率・275
持丸3の0、打率・275
ラミレス2の2、2四球、打率・121
名原4の1、打点1、打率・242
中村健人5の1、打点1、打率・310、打撃安定も一軍右打者最終枠で中村奨成が踏ん張っているから昇格は難しい。
スタメンで快音の聞かれない松山は代打で中飛と苦しい状況が続く。こちらは一軍代打の切り札不在で良くなればすぐにで声がかかるはずだが…

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