7月4日(マツダスタジアム)18時開始予定の阪神10回戦のみどころ

予告先発は広島が床田(6勝1敗)、阪神が西勇輝(5勝4敗)

首位阪神と3・5差で迎える10回戦。ここまでは3勝6敗、セ5球団で唯一負け越している相手。

甲子園で2勝4敗。4月18日、九里が7回無失点、ターリーを挟み、栗林が中野にサヨラナ打を許したのは強烈過ぎた。

打線は西勇輝の前に4安打で九回、左前打の菊池を置いてライアンが適時二塁打するのが精一杯だった。

5月20日の甲子園では九回、森下が森下翔太にサヨナラ打を許した。

マツダスタジアムでは雨の影響で4試合が中止になり2試合しか消化できていない。4月6日は遠藤が先発して4-0で降雨コールド勝ち。

しかし4月4日の九里vs西勇輝はまたしても九回、栗林が大山に決勝打を打たれて4-5で競り負けた。西勇輝は6回0/3、4安打3失点(自責2)。得点は野間の適時打と坂倉の2ラン。

5月5日のマツダスタジアムでは遠藤が大山と佐藤輝明に2ランを被弾。塹江もミエセスに柵越えされ、中国新聞「球炎」では「ワーストゲーム」と酷評された。

交流戦明け、2勝5敗1分けの阪神は先の巨人3連戦を1-2、3-0、2-2で乗り切った。Jリーグのスコア並み。ディフェンス重視の戦いになっている。

この3連戦の先発予想は第1戦の床田-西勇輝に続き、第2戦が森下-大竹、第3戦が野村祐輔-村上。

床田は阪神と今季初対戦だが防御率1・77はリーグ第3位で6勝は九里とともにチーム勝ち頭。

森下も防御率1・98。野村祐輔は前回登板で6回無失点。

西勇輝は防御率4・26だが、すでに列挙したように対カープ戦防御率は1・80。

大竹は今回も大雨降太郎っぽいが、ここまで6勝1敗、防御率1・27でカープ戦3戦2勝、対戦防御率0・44。

村上は防御率トップの1・58でカープ戦初マウンド。

僅少差ゲームが予想される中、勝負を決めるのは一発か、それとも思わぬミスか…七、八、九回はどちらに転ぶか分からない展開となりそうで、ベンチワークも試される。

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