9月16日(マツダスタジアム)14時開始予定の阪神23回戦のみどころ

予告先発は広島が森下(8勝4敗)、阪神が大竹(10勝2敗)

昨日この場で「床田-坂倉のバッテリーが阪神打線に苦手意識を植え付けること、同時に手の内を見せないこと」「ふたつ目はクライマックス・シリーズで先発してくる可能性のない及川を早々に降板に追い込み、出てくるブルペン陣の球の見極めや攻略法を磨くこと」と記した。

どちらも不発に終わった。このままでは床田は阪神打線に太刀打ちできない。また岡田監督は勝ちパターンのブルペン陣を温存するかもしれない。昨夜は門別、濱地、加治屋からいずれも得点したが、彼らがCSで投げてくる訳ではない。

きょう投げる森下は現在8勝。10勝は射程内。ただし投球回はまだ116に止まる。残り27。3試合連続完投勝ちなら届くが…

阪神戦はここまで4試合に投げ1完投(負け)があるのに0勝3敗だ。対戦防御率は2・88。

先週土曜日の甲子園でもきょうと同じく大竹と投げ合い5回8安打5失点(自責1)で先にマウンドを降りた。

二回に大量4失点。大竹にバスターを決められたから悔しさいっぱいだろう。

だが5月20日の甲子園もショックが未だ尾を引いていないか?やはり大竹と投げ合い九回二死一、二塁から森下翔太に108球目をサヨナラ打された。勝ち投手は大竹。
 
7月5日のマツダスタジアムでも6回6安打2失点で負け投手。初回、先頭の島田ソロを打たれた。この試合、大竹は5安打無四球完封勝利。
 
7月29日の甲子園では青柳と投げ合い、5回1/3、7安打2失点でここでも先に降板した。初回には大山に先制犠飛を打たれ、同点の六回にはカットボールを佐藤輝明にライトスタンドまで持っていかれた。
 
昨夜の床田同様、阪神不動のクリーンアップにまんべんなく?打たれている。クライマックス・シリーズでは間違いなくカギを握る右腕だから、きょうは自身のためにも勝つこと、プラスあとあとまで生きるような内容が求められる。

打線はいい加減に大竹を攻略しなければ、間違いなクライマックス・シリーズでも封じられてしまう。大竹10勝のうち5勝をプレゼント。大竹から感謝状が届いてもおかしくない。対戦防御率も0・64…

先週の対戦では6回2/3で降板するまで、左打者を並べた打線でぜんぜん得点できる雰囲気にはならなかった。野間のハムストリングスの状況にもよるが、きょうはどんな打線を組んで崩しにかかるか注目!だ。

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