カープダイアリー第8547話「四番シャイナーで勝負!」(2024年3月8日)

中日を迎えての、冷たい風の吹き抜けるマツダスタジアムでのオープン戦初戦。注目のオーダーは…

ライト野間
ショート上本
センター秋山
DHジェイク・シャイナー
サードマット・レイノルズ
ファースト堂林
セカンド菊池
キャッチャー曾澤
レフト宇草

一軍に合流した野間、上本、曾澤をすぐに起用するのが新井流。ただ、試合結果は安打数3で0対4完封負けとなった。

打順で言えばまず一番野間。ここまでオープン戦6試合で一番を打ったのは、田中広輔、菊池、久保修が2度、宇草も2度。首脳陣はまず一番をどうするか?から悩んでいるようだ。実際、新井監督は「まだ打順は決まっていない」と明言している。

二番も流動的だ。田中広輔が2度、あとは田村俊介、中村奨成、菊池、レイノルズ。

そんな中にあって四番シャイナーは不動。若手主体だった名護での日本ハム戦以外、固定されている。打ってもらわないと、打順がうまく組めない。首脳陣はバットが点火する時をひたすら待ち続けている。

しかしこの日も中飛、三ゴロ併殺打、三ゴロと快音は聞かれずじまいだった。若いカウントから打ちに行って中途半端なバッティング…内容が悪すぎる。
先の倉敷での楽天3連戦では変化球に手を出して6の0だった。仕切り直しが期待されたが、これでオープン戦は15の0になった。

昨季はマクブルームを四番に据えて打線を組んだが6月以降は四番が流動的になった。できることなら同じような苦労はしたくない。「四番シャイナー」の挑戦はもうしばらく続くことになる。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?