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貧乏神って人情噺なん?
11月20日に開催したリアライズ文華落語塾発表会。
第一部の三番手は楽天家画楽さんの貧乏神でした。
この噺も盛り上がっていました。噺の内容もおもしろいのですが、画楽さんの貧乏神の雰囲気が格別におもしろかったんです。
貧乏神のオーラをまとっていたように思います。(そんなオーラまといたくないな。。)
この噺は滑稽噺ではあるのですが、油断すると、ホロリとくるんですね。そのホロリときてる自分を客観的に観て、さらに可笑しみが出るという、二重構造の噺の構成がすごいなと思っています。
滑稽噺を人情噺っぽくするんだけど、やっぱり滑稽噺やん~っていうかんじでひとつの噺で何層も面白味があるネタだと思います。
そこに、画楽さんの没入感のあるキャラ設定がさらに層を増し増しした重厚さを感じました。
ぼくも演ってみたいなと思わされたは高座でありました。
もし刺さる根多でしたら、木戸銭歓迎です。寄席代にして、さらなる刺さる根多を仕入れてきます。