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落語の沼にハマる
初めて演じたネタ「犬の目」
登場するのは患者と眼医者、助手、犬です。
文華師匠から眼医者を演じる時のキャラが立ってると言われました。
どんなキャラかというと、
「半笑いのおちょくった感のある眼医者」
特に「半笑い」した感じがツボにはまっていたようで、文華師匠は
「ええ、キャラや、オモロイ、オモロイ」と言ってました。
僕自身、半笑いのつもりはなかったのですが、おちょくった感で
演じていると自然と半笑いになっていたようです。
僕は落語が好きな理由の一つとして、どんな人物なのか自分の想像で
演じられることがあります。
僕の想像した眼医者さんは「半笑いのおちょくった感のある眼医者」でした。人によっては違う眼医者さんをイメージされると思います。
文華師匠は演者の想像したキャラをさらにおいしく仕立てていきます。
そして、その演者ならではのキャラが仕上がっていくようです。
想像したキャラがウケたときは本当にうれしく、演じてて楽しくなります。
この感覚を味わうと、落語の沼から足を抜くことができません。
落語発表会で出番が終わり、沼から足が抜けなくなった塾生の様子を、袖から半笑いで見ています。
もし刺さる根多でしたら、木戸銭歓迎です。寄席代にして、さらなる刺さる根多を仕入れてきます。