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リアライズ文華落語塾の塾生にスピーチ王こと笠野晃一氏がいる。大阪の製造業の経営者として日々経営にいそしんでいる。そのかたわら、これまで苦心し辿ってきた経営の酸いと甘いを、現在苦しんでおられる経営者に向けてスピーチをされている。 先日、笠野さんのスピーチを聴いた。心が揺さぶられ、あったかい気持ちになるスピーチであった。一縷の光がみえた気がした時間だった。 そんな笠野さんは、落語においては爆笑王として、リアライズ文華落語塾の落語発表会に向けて稽古に励んでいる。爆笑王の一席は、
僕が初めて演じた噺となった「犬の目」 軽い噺とされ、いわゆる前座噺といわれているそうだ。 この噺はファンタジーの要素が強いため、丁寧に演じることが大切だと聞いた。ファンタジーはありえない状況をお客さんに想像してもらう。お客さんの頭の中に「ハテナ?」を作らせないよう丁寧な所作で演じる。 この丁寧な所作がめちゃくちゃむつかしい。台詞をいいながら、丁寧な所作ができていれば、噺家になっとる!と思いながら稽古をした。 複数の登場人物が出てくる場面があり、位置関係が想像できず、どこ
七年前にNHK文化センター梅田教室主催の「桂文華のおもしろ落語教室」の門を叩いた。 落語のことは全く分からず、たまたまNHK文化センターのHPに掲載の落語教室を観て、なぜか申し込んでしまったのだった。 初めての稽古日、少し緊張していたが、桂文華師匠はじめ、教室生のみなさん、あたたかく迎え入れてくれた。初日だったこともあり、教室生の自己紹介やおのおのが前回演じた落語の感想など気軽な会話をしていたような気がする。 稽古が終わると、みんなで飲みに行った。稽古後の慣習のようだっ
9月19日(日)は文華師匠の落語教室生による落語発表会でした。 元々は僕も通っていた教室で、落語仲間の発表だったので観に行った。 一つのネタを半年間稽古して、発表する場に臨んだ仲間の渾身の発表です。笑いはもちろん、落語から学べることが多いと実感させられる時間でした。 演者の、ご機嫌さんで、噺に没入している姿を観て楽しめました。気づいた小ネタはまた細切れにしてアップしたいなと思います。
9/19(日)は桂文華のおもしろ落語教室発表会に行きました。 桂文華師匠のもとで落語を学んでいる生徒の発表会になります。 落語を演じることで大切なことをひとつだけ上げるとしたら、 機嫌よく演じることだと僕は思います。言い換えると、 【ご機嫌さん状態】が最強であると。 どんなに完璧な台本で完璧に演じていたとしても、【ご機嫌さん状態】には敵わない。僕の最強のライバルであります。悔しいけど負けてしまいます。 先の発表会において、「ガマの油」を演じた極楽亭カエルさんは、ほんま
発表会二つ目に演じたネタは、 「死神」であった。 米津玄師がリリースして、広く知られるネタとなった。外国のお話を落語に仕立てられたと聞いた。 僕の演じた「死神」はハマり役で、不気味な死神だと言われた。当時、小学3年生の息子から「もう、にどと死神せんといて!」とクレームがついたほどだ。 自分では、そんな不気味な感じを出しているつもりはない。もしかすると、僕と死神の持ち味を引き出すよう文華師匠が仕立たのかもしれない、と思った。 発表を終え、高座を降り、 「死神やばかった
落語発表会やります。 第七回リアライズ文華落語発表会 【日時】 11/21(日) 【開場】 13:30 開演 14:00 【会場】 高津宮 【木戸銭】500円 -発表順(敬称略)- 1、いらち俥 楽天家 シロー 2、二人ぐせ 焼酎亭 そらまめ 3、みどりの窓口 楽天家 誠健 4、代書屋 たいがー亭ばあむ ------中入り----- 5、短命 桂 文華 6、憧れの甲子園 焼酎亭 水割り 7、寝床 こらんぷ亭一教 木本 努
落語発表会まであと6日。1週間切ると緊張してきます。昨日は発表会に向けての準備作業をしていました。 持ち物リストを作成し、準備を整える。名ビラってどこにあったっけ?とかが発生し、あわてて探したりしだすのが、このあたりです。(ちゃんとありました、ホッ) 録画ビデオ用のSDカードも空データを確認したし、チラシとチケットも用意した。ノリやハサミ、カッターもある。養生テープもバッチリ。と準備にかまけていたら、稽古するのを忘れてた。。 ということで、稽古をしっかりして一日が終了し
発表会まであと5日。昨日は打ち上げのお店の予約をした。コロナ明け(?)で予約が取れるかなと思いながらお店に連絡すると取れたのでホッとした。 発表会を開催するに、案外と裏方の仕事が多い。僕はプレーヤーであるのだが、仕事比率は段取りする裏方の役割が大きい。なので毎回発表会を終えるたびに、時期は裏方に専念しようと決心している。 しかし、高座で演じる味が忘れられないため、気がついたら普通にプレーヤーもやっている。前回から鳴り物も担当した。 一方で、手伝ってくださる方が来て下さる
いよいよ落語発表会当日となりました。稽古をしっかり積んだ、と思う。。 夕べ稽古していたら、ちょっと表現変えた方が伝わりやすいかと思い、その部分の稽古を繰り返した。 おもしろいかどうかは分からないが、心の動きの機微が聴き手のみなさまにより伝わるのではないかと考えたのである。とにかくやってみよう、どんな反応が返ってくるのかがたのしみだ。 落語は工夫させてもらえるところがたのしい。本番では必死なので楽しんでいる感じにはならないけども。。その先の打ち上げをたのしみにして本番に挑
昨日は落語発表会でした。無事終演するに至りました。 約40名ほどのご来場者で雰囲気の良いなか、テンションMAX状態でたのしく演じることができました。 大人になってから何かを発表する機会、特に家族や仲間の前で発表する場というのはあまりないように思います。ぼくの場合は嫁さんが見に来てくれ、息子が発表会を手伝ってくれました。また、友人も来てくださいました。 他のメンバーも同様で、親御さんや仲間とおのおのの身内が見に来てくれて、日曜参観日のような、ドキドキしたなつかしい気持ちを
11月21日(日)は落語発表会でした。僕は一番最後の出番、いわゆるトリでした。 大店の旦那が習っている浄瑠璃を店の者や近所の者をあつめて披露するネタです。浄瑠璃を披露したい旦那と聴きたくない周りとのやりとりを面白く表現する内容となっています。 稽古していると、この話って、経営者と従業員との間でも一緒やなと思いながら、どちらの立場にも立ちながら、自分なりの想像をして、表現しました。 従業員である久七のつらい立場と滲み出るいらだちや、上司である番頭の立ち回りのずるさが僕の中
落語発表会の醍醐味は、ズバリ打ち上げである。 落語が始まるまでの緊張感と終わったあと開放感。このギャップがたまらない。終演したあとの打ち上げの楽しさといったら、なにものにも代えがたいものなのです。 あの感じを自分だけが味わうのがもったいない、と思って仲間を引き込んで落語塾を開催している。 打ち上げでは、ついつい呑んでしまう。一年の中で、お酒が一番おいしく感じる。毎日が打ち上げだったりいいのに、って思ってしまう。 最後に参加者に一言ずつ感想を言ってもらい、文華師匠の講評
今回、落語発表会までの稽古中から発表会まで、TA商事様の企画で自律神経の計測しました。文華師匠と塾生のみなさんが対象で、発表会当日はご来場のお客様にも計測のご協力をいただきました。 文華師匠、塾生は発表会本番前と終演後に計測しました。TA商事の担当者さんによると、興味深いデータがとれたそうです。特に文華師匠の計測値は落語を演じるそのものにとてつもなく自律神経を整える作用がみられた。 ぼくは、本番前でも終演後でも極端に変わらず【ご機嫌さん状態】であったそうです。本番前、緊張