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限定された時空に生きる

自分とは何か?人間とは何か?今人間が78億人いるが、この問いに瞬時に即答出来る人間は1%もいないだろう。結局人間は訳も分からず、この世に生まれて来たのである。それで周囲に影響されて、力を付けたら隣村を攻める、隣町を併合したくなる。こうして的外れで無意味な一生が終わる。何度生まれ変わっても、無意味人生を修正できない。それがいけないのでは無くて、それ以外の生き方を発見できない、それだけの話である。さてこうした何十億何百億の霊魂たちは、どこに生息可能かと言うと、地上および地下であり、決して天上ではない。現に人間は何万年も地上をウロウロしてきた。一時的に天上に生まれても、直ぐまた地上に落ちて来る。だから地上か地下が、基本生息領域なのである。自分の意識が拡大されて来ると、天上とか宇宙が生息領域となって来て、地上で動物として生きる必要性は薄らいで来る。今あなたは一過性の、一時的地上生活を楽しみ、苦しみ、右往左往して一生を終える。成功したとか、失敗だったとか、うだうだ言いながら時は過ぎていく。限定された時空に生きる。それは人間か動物としての生である。自分の意識が、時空に閉じ込められている。つまり自分の意識が囚人化してしまっている。自分の意識が、地上や地下という牢獄から脱出したいと心底願うまで、人間の地上生活は、無限反復される。別に地上に留まらなくて良いんだと言う「気づき」が生じるまで、人間のエンドレスな地上生活は、無限反復を止めない。あなたは、いつまで人間で居続けたいですか。地上や地下で何をしたいのか。結局自分の意識を、成長させたいと望むか否かである。人間としての地上生活には、自ずと限界がある。その限界に満足し、甘んじる自分でいいかどうかである。自分の意識が、地上から巣立ちたいと思うか否かである。


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