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シンクロニシティー(synchronicity)、その完全理解へ

「シンクロニシティーって何ですか?」と聞かれても人間は上手く答えられません。「共時性もしくは非因果的同時発生」と訳されたりする現象を指します。

例えば、あの人は元気でやってるかなあと思っていたら、向こうから電話が掛かって来たりする現象を言います。虫の知らせもこの類いです。こうした現象は現在でも時たま起こるが、人間は不思議だなあで済ましてしまいます。その現象が起こるメカニズムが解らない訳です。

このシンクロニシティーと言う現象は眠りを選択した人には稀にしか起こりません。何故なら自分の意識内に他人軸の周波数が混じっている為です。別の側面から言うと、「自分の内面と外界とが分離」しているからです。

そう言う訳で、今回高次元に移行することを選択した人たちにとって、「シンクロニシティの頻発」はスピリチュアルな出来事では無くて、リアルな物理現象として自身の現実世界を支配するように成ります。それは何故でしょうか?

この三次元世界は、自分の意識が映し出した3Dホログラムに過ぎないので、イリュージョンですよと言われたりします。一方、眠りを選択した人たちには、現実世界は実在する堅固な世界にしか思えません。彼らが気づくには更なる年月が必要だからです。

さて「他人軸から自分軸への移行」と「ネガティブ信念の手放し」は、同時進行されるはずですが、ネガティブ信念をまだ残したまま先に自分軸に移行した場合、ネガティブなシンクロニシティが起きてしまいます。でも其処でネガティブ選択をしなければならない訳では無くて、其処で改めてポジティブを選び直せば問題有りません。

ネガティブかつ他人軸な人生は、自分がどれくらいのネガティブ体験をするのかを自身で自由には選べません。だってそれを他人軸人生と言うのです。それで高次元への移行を選択した意識体が、わざわざネガティブを体験したい訳が無いので、常にその都度ポジティブを選択していきます。そうするとポジティブな現実が目白押しでやって来ることになり、信号は信号待ちするまでも無くベストタイミングで青になります。何故なら今まで「分離」していた自分の内面と現実世界とが統合され一致していくからです。現実世界とは自分の内面を写す鏡に過ぎないと、スピリチュアルの人たちが言っていた事が、実は嘘でも冗談でも無くて本当の話だった訳です。こうして眠りを選んだ人々を置き去りにして、高次元を選択した意識たちは、新たな世界へと待ったなしで爆進します。そして肉体を持ったまま地上の楽園を数千年ほど謳歌したら、もういいかと肉体も脱ぎ捨てて新たなステージに移行するでしょう。

改めてこの三次元物理時空とは何だったのかはっきりさせて置きましょう。
この星は、「行動の星、コントラストの星、プロセスとストーリー展開の星」でした。つまり時間軸上で現実世界を体験するしか有りません。

でも本当は「全ての出来事は今同時に」起きています。それを私達三次元物理時空の人間は、フィルムのコマを一つ一つ順番に見ていく、そうする事でプロセスやストーリーを体験出来ます。また問題に直面した場合、その内部をあれこれ分析して、原因を究明したがります。だから問題解決に酷く時間が掛かります。それゆえプロセスを感動秘話に仕立てる事も出来ます。このプロセスを端折って、いきなり「問題解決」にワープしたら、身も蓋も無いと感じる訳です。

でも高次元人はこのプロセスをまどろっこしく感じ、いきなり問題解決に飛びます。言い換えると「待ち時間」とか「横槍が入る」現実を選択したがらないのです。例えば動画編集する際に、一度に全フィルムを眺める事が出来ます。そして彼と彼女がベストタイミングですれ違うようにフィルムを繋ぎ合わせもいいのです。これがシンクロニシティと言う現象の正体です。何故そう成るのか?自分軸を選択し、かつポジティブばかりを自身で意図的に選択していける、レベルの高い意識たちだからです。

まあ急ぐ必要は無くて、これからシンクロニシティが頻発し連続する、嘘みたいなおとぎ話のような、高次元人生をごく当たり前に体験する夢心地人生がスタートします。

もう一度復習しましょう。何故眠りを選ぶのか?勝った負けたと生存競争や出世競争をして一喜一憂したいからです。戦地に駆り出され恐い思いをしたいからです。

何故自分軸を選択するのか?其処に幸せが有るからです。他人軸人生に真の喜びは有りません。

何故ポジティブを選択し続けるのか?その方が楽しいからです。

何故引き寄せをマスターする必要があるのか?自分の幸せを自分で引き寄せられない人が高次元に行く訳無い。

それでは高次元に移行したい人たちに最適な手順を話します。これまでシンクロニシティが起きたにしても不可思議な偶然で済ましていました。これを意識的に起こしていくのです。その為のアファーメーションを紹介しましょう。

「私はシンクロニシティを信じます。」疑ってたらシンクロニシティは起きにくいですから。

「私はシンクロニシティが起きる事を許可します。」いちいち許可していくのです。

ところで三次元の人間は、現実世界を自分の外に有る実在世界即ち「外界」と勘違いしがちです。この間違った認識を訂正する必要が有ります。現実世界とは、「自分の内面を写した鏡」に過ぎません。つまり現実も「自分の意識の内面」なのです。

だから先ずは、内面と外界に分離していた現実世界を統合して、全ては自分の内部の出来事なのだと「気づく」必要が有ります。

つまりシンクロニシティは外界で起きているのでは無いからこそ、例えば自分が水欲しいと思った瞬間、ウェイターが水を注ぎ足しに来るのです。

こうして次のアファーメーションが機能して来ます。「全ての出来事はベストタイミングで起こります。」「私は必要な時に必要な人に出会います。」「私は必要な時に必要な物をベストなタイミングで手にする事が出来ます。」ベストタイミングだから、イライラしなくていいし待たなくて良い。だから心地よくて地上天国状態、至福と歓喜の世界に成るのです。

本当は「全ては今この瞬間にしか」存在しません。でも三次元の時間軸上では、時間の中でしか「自分を展開」出来ません。ストーリーが展開されるこの三次元に於いて「今ここ」に近づくギリギリのラインがシンクロニシティと言う仕組みなのです。そして今自分の一番ワクワクする事の次に、二番目にワクワクする現実が、シンクロニシティとして順番にスタンバイしているのです。だって現実世界は私が何に一番ワクワクするか百も承知です、と言うのも「私の内面の反映」なんだから当たり前です。こうしてシンクロに次ぐシンクロで、人生は恍惚状態になるそうです。どうしましょう。ワクワクしか有りません。

広大無辺な宇宙は、生きている故に呼吸し鼓動し循環しています。私達の意識も生きているが故に、頭や心を時間の内部で展開させます。その心の動きに現実世界がシンクロして、呼応してしまうのがシンクロニシティの仕組みです。

だから「思い通りにならない」他人軸人生では、シンクロニシティは稀にしか気づかれません。でも「自分の思い通りに成っていく自分軸の人生」に於いては、シンクロニシティだらけに成らざるを得ません。つまりこの時、現実世界は文字通り「自分の心の動きを順次写し出していく鏡」と化している訳です。普通「鏡」と言うのは、姿や形を写すだけなのですが、この「現実世界と言う名の鏡」は、高次元に於いては「心の動き」を共時的に写し出す優れ物なのです。




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