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短い線分としての今生

短い線分としての今生を卒業して、来生と地続きの今生に切り替えよう。つまり死に介在の余地を与えない生き方をする。死に関心すら抱かない。死は存在しないと悟ろう。死を恐れるなんて以ての外である。前生と今生と来生を接着させた地続きの生を生きるようにする。つまり線分から円周へと自身の生を昇格させる。高々100年の人生を、高々1000年の神生にシフトさせ、千年王国の住人になろう。人間じゃつまらんよ。あなたは物欲と性欲と食欲だけですか。人間とは肉欲であり、肉食に留まる。高い次元を拒絶してしまう生き物です。つまり人間は人間失格で、神様は神様失格である。野獣は野人になれない。転落神生に同情は要らない。自業自得は宇宙のルールである。退化は進化と共存できない。二者択一するしかない。進化出来ない以上、堕落を選んだのである。堕落の螺旋階段を転げ落ちるのは誰なのか。エントロピーの法則に従い、堕落し墜落していくしかない。螺旋階段は登るか降りるか、二つに一つである。分断された生は、生を無意味化させる。記憶喪失者としての今生は、無価値化しがちである。接着剤さえ有れば、今生は来生と地続きになる。死を排除して生きる。死を存在させない生き方とは?長寿の果てに、来生が待っている。生にも死にも執着しなくて良い。自身の不死は、自身が悟るしかない。他人に悟って貰う訳にいかない。地続きとしての生を拒否された際は、小間切れに寸断された、短い線分としての生を生きる以外に無い。



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