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人の子は神の子なのか?

今年もクリスマスがやって来た。サンタも街にやって来た。ついでにコロナもやって来た。12月25日は、イエスの誕生日ではない。ミトラ神を祝う日だった。つまり冬至の時節を祝った。この頃を境に、太陽の死と復活が起こり、日が長くなって行く。太陽が神なのか、光が神なのか。神は父親であって母親ではない。だから祈る際に「父なる神よ」と呼び掛ける。では天照大神は男性なのか女性なのか。何れにせよ、神を親と見做(みな)せば、神に創られた人間は、神の子だが、人間だから人の子でもある。神の子か人の子で揺らぐから、罪の子と詰(なじ)られる。「私は神の子、仏の子、ナマズの孫ではありません」そんな童歌(わらべうた)無かったっけ。罪の子は、神の子へと進化しうる。一方で天使は堕天使へと退化しうる。進化と退化は、同時並行的に起こる。諸人(もろびと)挙(こぞ)りて、八百万の神々なのである。太陽を拝むのは、偶像崇拝なのだろうか。七面鳥に愛の手を。血肉に飢えた人間たちの手である。貴方の罪深い手は、除菌したから赦される。

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